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【京都市】左京区 謎の地上絵発見?!@ロケ撮影の聖地である「南禅寺」のローマ風『水路閣』!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

『高津商会』の小道具たちが活躍する日本映画やテレビドラマのサスペンスや2時間ドラマ、刑事ドラマものなどでよく撮影ロケ地として使われている『南禅寺』さん。

その『南禅寺』にある『水路閣』は特に有名ですね。この「水路閣」の上は『琵琶湖・蹴上インクライン』からの水が流れています。

琵琶湖・蹴上インクラインの紅葉は、今はまだ紅葉が半分くらい。

ただ、急に寒くなったので紅葉が早まるかもしれませんね。

日本国内外からとても多くの観光の方が訪問される『南禅寺』さんは、「臨済宗南禅寺派」の大本山。

約4万5000坪という広大な境内が、広がる『南禅寺』では、秋の紅葉シーズンには約200本ものカエデが色付き紅葉一色となり、その美しさは圧巻です!

明治23年に建造された琵琶湖疏水の水が流れる南禅寺境内にある「水路橋」は、明治23年に建造された「南禅寺水路閣」と呼ばれるレンガ造りの水路橋です。境内の景観に配慮し、田邉朔郎が設計・デザインを行いました。

レンガ、花崗岩造りのアーチ型の橋脚で、昔からここのアーチに座って写真を撮るのが人気!今でいう、「映え写真」が撮影できます。

そんな「水路閣」が見えるところに謎の模様が地面にあるのに気がつきました!

等間隔に様々な模様があります。

こちらは、三角形が見えますね!

「水路閣」に向かって右折すると参道の石畳に5つの幾何学模様の彫刻です。

なんの意味があるのでしょうか…道行く人たちは「水路閣」の方に気が取られてあまり気がついていないようです…

その横に、説明書きがありました。

これらのシンボルは、仏教の教えである万物を形成する5つの元素だそう。

地、水、火、風、空のシンボルが彫刻されています。

「南禅寺」発祥となる「南禅院」は亀山法皇の別院でした。これらのシンボルは「南禅院」への参道に見られます。

「南禅寺」にある『水路閣』の紅葉との「映え写真」撮影の際に、是非ともシンボルを探してみてください♪

水路閣(南禅寺周辺)
住所: 〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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