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【京都市】右京区 圧巻の紅葉で有名な嵐山にある『長慶天皇陵』長慶天皇皇子『承朝王墓』!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都の紅葉で有名な「嵐山」は、観光の人が多いというニュースを毎日のように見ます。

その「嵐山」に突如現れる御陵、そこには「長慶天皇東陵」「長慶天皇皇子」承朝王墓とあります。

第98代「長慶天皇」(1343~94)の陵は右京区嵯峨天龍寺角倉町にあります。

長慶天皇は南朝が最も振るわない時に吉野で誕生され、父である後村上天皇と賀名生に移り、戦乱とともに行宮も転々とされました。

南朝第三代天皇であった長慶天皇。

中は奥に広く続く敷地内に御陵が見えます。

南に200m程行くと、渡月橋の架かる桂川に出るのですが、ここはとっても静寂な空気が流れています。

宮内庁上の形式は円丘だそう。

長慶天皇は大正15年に歴代天皇に加えられた天皇で、陵が治定されたのは昭和に入ってからです。

その隣には、長慶天皇皇子の墓がありました。

長慶天皇皇子の「承朝王墓」には、鳥居が見えました。

紅葉が美しく賑わう嵐山にとっても静かな御陵参拝されてみてください。

「長慶天皇」の御陵は宮内庁により京都府京都市右京区嵯峨天竜寺角倉町にある嵯峨東陵(さがのひがしのみささぎ)に治定が、「長慶天皇」の御陵と称する墳墓は全国各地に点在しており、青森県青森市・弘前市、岩手県二戸市、群馬県太田市、山梨県富士吉田市、富山県砺波市・南砺市、奈良県吉野郡川上村、和歌山県伊都郡九度山町、鳥取県鳥取市、愛媛県東温市など、70箇所以上に及ぶ(ウィキより)

長慶天皇 嵯峨東陵
長慶天皇皇子 承朝王墓
住所;京都府京都市右京区嵯峨天龍寺角倉町

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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