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【京都市】右京区 『鹿王院』ロケ地としても知られる名刹で紅葉ライトアップ♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都市にある仏牙寺『鹿王院(ろくおういん)』は、京都市右京区嵯峨北堀町にある臨済宗系の寺院です。

足利三代将軍・足利義満が作らせた禅刹で、覚雄山と号します。

「一休禅」師も、この寺で経典の講義を聴いたと伝わる由緒のある寺院。

山門を入るとそこは凛とした空気が流れています。

苔が美しい紅葉が圧巻の庭が出迎えてくれます。気分がそこで一気にほっこりしますよ♪

『高津商会』本社のある「日本のハリウッド」と言われた太秦からも近くにあります。

時代劇などの撮影にもロケ地としても知られる「鹿王院」さん。

「高津商会」の刀剣や小道具たちが大活躍している「暴れん○将軍」などの撮影でも登場します!

足利義満が1379年(康暦1)春屋妙葩(普明国師)を開山として建立した宝幢寺の開山塔である、とあります。

鹿王の名前は野鹿の群れが現れたことと、釈迦が最初に説法を行った場所である鹿野苑の鹿王の故事に由来しているそう。

四季折々の美しい自然と共に美しく変化を楽しめる庭園、そして歴史ある境内。

応仁の乱で宝幢寺は廃絶し、唯一残ったのが鹿王院だそう。

本尊釈迦如来は運慶の作と伝わります。

創建時に掲げられた山門の扁額は足利義満の自筆と伝わります。

『鹿王院』さんでは、2023年11月10日~12月17日の期間、夜間特別拝観を各日150名限定で実施されています。

鹿王院 夜間特別拝観 2023

11.10[Fri] 〜 12.17[Sun]

拝観時間 17:30〜20:00

最終受付 19:30 月曜日休み

3年ぶりに夜間の特別拝観が始まり、境内が幻想的な雰囲気に包まれていますよ。

平日限定のプレミアム拝観では京都の伝統文化狂言の鑑賞会も開催されます!

多くの重要文化財を所蔵する臨済宗の禅寺で京都十刹第五の寺で、昭和62年(1987年)、京都市の名勝に指定された庭は、日本最初の平庭式の枯山水庭園で紅葉スポットですよ〜

鹿王院
住所;〒616-8367 京都府 京都市 右京区嵯峨北堀町24
拝観時間:9:00~17:00

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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