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【京都市】上京区 新年の干支『龍』大絵馬と『双龍』を和気清麻呂ゆかりの『護王神社』で昇龍祈願♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都には「御所」という場所があります。

「御所」は東西南北に6門と歴代天皇が即位した紫宸殿があります。

東京遷都以前に、歴代天皇がご滞在されたところです。

京都の人の多くは、いつか天皇陛下が京都へ戻って来られることを信じており御所を大切な場所とし、またパワースポットとしても親しんでいると言われています。

その御所の西側に鎮座する足腰の神様『護王神社』。

イノシシ神社としても愛される神社さんです。

手水から狛イノシシからとにかく猪さんがたくさん境内にいらっしゃいます。

和気清麻呂と姉の和気広虫を主祭神とする『護王神社』

和気清麻呂さんといえば、『高津商会』でも大変お世話になっている『神護寺』、

和気清麻呂さんのお墓も『神護寺』にございます。

「神護寺」の前身となる「神願寺」と「高雄山寺」を建立した和気清麻呂さん。

来年度は建立1200年という大変特別な年を迎えられる『神護寺』は、京都市右京区高雄にある高野山真言宗遺迹(ゆいせき:弘法大師空海が住まわれた寺)本山の寺院です。

『護王神社』には、『和気清麻呂』公が祀られています。

もとは洛西の高雄山神護寺の境内に清麻呂公の霊社として祀られ、古くから「護法善神」と称されていました。(HPより)

桓武天皇に平安京遷都を進言し、その造営に貢献した「和気清麻呂」公。

和気清麻呂さんがイノシシに助けられたことから「護王神社」ではイノシシを祀るように。

『護王神社』では、毎年、年末年始になると新年の干支の大絵馬が飾られます。

神々しい「青龍」の絵馬が飾られていました。

また「四神」にちなんだ拝殿には「双龍」と美しい花が飾られていました。

四神とは、古代中国で四方を守護する動物で、東・西・南・北の順に青龍(蒼龍)・白虎・朱雀(鳳凰)・玄武(亀)。

五行思想にもとづいており、身体の色は東・西・南・北の色(青・白・赤・黒)に対応しているとされています。

空を飛ぶ「双龍」が愛らしいです!

年末年始の「護王神社」についてです!

大晦日は表門および北門の閉門はいたしませんが、授与所受付は午後6時より午後10時まで休止させていただきます。
元日の授与所受付は午後5時迄。閉門は午後9時です。
2日~8日は 参拝時間:午前6時~午後9時、授与所受付時間:午前9時~午後5時
9日以降は  参拝時間:午前6時~午後9時、授与所受付時間:午前9時30分~午後4時30分
元日よりご参拝先着1000名様にミニ干支絵馬を進呈いたします。(HPより)

今年も大変ありがとうございました。

来年度もより一層、昇龍目指し頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

護王神社
住所:京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385
TEL:075-441-5458

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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