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【京都】亀岡「日本一の縁結び神社」で有名な『出雲大神宮』は1300年の歴史をもつパワスポ「元出雲」!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

「縁結び神社」で有名な『出雲大神宮』は京都府亀岡にあります。

保津川下りの乗船場から約7kmほど上流の場所にあり、亀岡市の中でも最も古い神社の一つ。

鳥居をくぐってすぐのところに縁結びの神様らしく、ニコちゃんマークとハートが出迎えてくれます。実は隠されたハートマークの正体は【猪目(いのめ)】です。魔除けの意味があるなど色々諸説あります。

落ち葉で作られた龍さんもいました!

島根県の『出雲大社』と同じく、縁結びにご利益があり信仰を集めています。

「出雲大社」の本家が丹波にあるとは驚きですね。

「だいこくさま」と因幡の白兎で有名なウサギもあちこちにいらっしゃいます。

『出雲大神宮』のお正月は大賑わい!

社伝によれば、創建は和銅2年(709)、延喜式内名神大社で丹波国一の宮

まずは手を洗います。龍さんがお水を出してくれます。

参拝者がお守りの赤い糸を結ぶ「夫婦岩」や、御神体山の御影山(みかげやま)から湧き出る霊水「真名井の水」などもあります。

真名井(まない)の水感謝祭では、毎月第四日曜日の午前11時からは大地の恵みと神様に感謝を込めて御祈願されます。

その隣には、大黒天と恵比寿さんがいらっしゃいます。

丹波一の宮で、祭神の三穂津姫命が天照大神から大国主命の妃神として遣わされたため、縁結びの神として有名。

現在の本殿は、重要文化財。

干支である辰の絵馬が大きく飾られていました。とっても素敵な白龍さまです。

ご本殿は、足利尊氏によるものといわれています。

参拝するための長い列ができていました。

御祭神は大国主命とその后神である三穂津姫命

本殿のそばには舟岩がありました。

本来は本殿の背後に円錐形に美しくそぴえる「御影山」そのものが、太古より崇められてきました。

本殿横の鳥居をくぐると、鎮守の杜に続きます。

年始には「神乃磐座」で宮司さまによる祝詞が詠まれたそうです。

ここは、知る人ぞ知るとっても強いパワースポット!

神様が集まれてるような気がします。

「神乃磐座」のそばには、春日社、古墳がご鎮座。

本殿背後にある御蔭山が御神体で国常立尊(くにのとこたちのかみ)の神蹟であると説明を受けました。

「稲荷大明神」と「御蔭の滝」もあります。

神々が宿ると言われるほどに神聖な空気が流れています。

古来より今尚禁足の地である御神体山の御蔭山。

上社を参拝します。

国祖は一般の人が参拝できないエリアになるそう。

麓にお社が設けられたときに、大国主命と出雲三穂津姫命とが祀られました。

「殊に三穂津姫命は天祖高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の娘神で、大国主命国譲りの砌(みぎり)、天祖の命により后神となられました」。

天地結びの神、即ち縁結びの由緒は叉ここに発するもので、俗称元出雲の所以です、と説明がありました。

笑殿社(わらへどのしゃ)では、毎月14日に笑殿社祭が行われます。

御祭神は、事代主命(ことしろぬしのみこと)と少那毘古名命(スクナヒコナノミコト)。

商売繁盛の神さまと、医薬・健康の神です。

十日戎(とおかえびす)では、笑う門には福来る。

まさに、そういうエネルギーを感じる場所です。

崇神天皇社」では、御祭神が崇神天皇が祀られています。

第十代天皇であった崇神天皇。

「当宮は崇神天皇により再興されたとの社殿が伝わっています。この崇神天皇は歴代10代目ですが、『日本書紀』によれば「御肇国天皇」(ハツクニシラススメラミコト)と記され、実際に存在した最初の天皇と推測され、その御業績を神格化したのが初代神武天皇ではないかとも考えられています」

実際に存在した最初の天皇と推測される崇神天皇…

帰り道には弁財天にお参りさせていただきました。

市杵島姫命が祀られていらっしゃいます。太陽の光線がとっても美しかったです!

とても美しく清らかなエネルギーに満ちている「出雲大神宮」。

毎年家族でお参りさせていただく、日本一の縁結びの神様として崇められる大好きな神社さんで今年も開運を祈願させていただきました♪

「出雲大神宮」
〒621-0002 京都府亀岡市千歳町出雲無番地
電話 0771-24-7799

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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