【京都市】伏見区『伏見稲荷大社』の「初午大祭」で商売繁盛や家庭円満祈願の「志るしの杉」を頂く♪
日本各地から商売繁盛祈願で訪問される人の数が後を絶たない「お稲荷さん」の総本社『伏見稲荷大社』。
平安遷都よりも古く、和銅4年(711)の創建と伝わります。
今では、稲荷山にある千本鳥居を一目見ようと、世界中の多くの人が訪れる場所ですね。
「伏見稲荷大社」は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮で、1300年にわたって人々の信仰を集め続ける「お稲荷さん」として親しまれています。
キツネさんがあちこちにいらっしゃることでも知られています♪
伏見稲荷大社の初午大祭は、2024年は2月12日(月)、初午の日に朝8時から行っています。
商売繁盛や家内安全の御利益がある「しるしの杉」が授与されます。
お多福さんと天狗さんの「開運招福」破魔矢もご授与されますよ!
稲荷山の三ヶ峰に稲荷大神が初めて鎮座したことにちなむ1年で重要なご神事。
2日前の辰の日に稲荷山の杉と椎の枝で作った「青山飾り」をご本殿以下摂末社に飾りこの日を迎える習わしがあると説明を受けました。
熊野詣が盛んだった平安時代の往き帰りには、必ず「伏見稲荷社」に参詣するのが習わしとなっていたそう、その際に稲荷社の杉の枝を体の何処かに身につけて参拝することから、「志るしの杉」を初午の「副詣り」でいただく習慣ができたとか。
また、京都では、「初午の日」に「畑菜の辛子和え」を食べる習慣があります。
これは伏見稲荷大社を創建した秦伊呂具(はたのいろぐ)の名前にかけて「畑菜」を食べるという謂れがあるとか…(諸説あり)
天長4年(827年)に弘法大師空海さんが、嵯峨天皇から東寺(教王護国寺)を賜った際に「伏見稲荷大社」は、東寺の鎮守社となりました。
そういえば、伏見稲荷山にある「荒木神社」は、縁結びで知られる神社ですが、空海さんの像があり、神職さんの話で空海さんは稲荷信仰がありよく稲荷山に訪れていたと聞きびっくりしたのを覚えています。
そのことで真言密教と結び付き、より一層稲荷信仰を集めることになったそうですよ!
荒木神社→京都市伏見区深草開土口町12−3 荒木神社
また伏見稲荷大社には今年の干支である龍に関する神社もあります。
過去関連記事をご参照ください→
『伏見稲荷大社』山中にある「伏見神宝神社」で八大龍王大神にDeep初詣♪
初午で福参り♪2024年2月12日は忙しくなりますね♪
伏見稲荷大社
〒612-0882 京都市伏見区深草薮之内町68番地
TEL(075)641-7331