2022年9月16日から19日まで、「HANEDA INNOVATION CITY（羽田イノベーションシティ）」にて「羽田スマートシティEXPO2022秋」が開催されています。最先端技術が体験できるブースのほか、飲食店などの出展もあり、大人も子供も丸一日楽しめるイベントとなっています。

電車での最寄り駅は京急空港線・東京モノレールの天空橋駅。「すみっコぐらし」10周年のコラボイベントで、京急空港線の駅は、期間限定の「10（ten）空橋」に。

まず訪れたのは、VR（バーチャルリアリティ）アトラクション「コスモバルーン」が体験できる、株式会社ハシラスの出展スペース。

使用するのはMeta Quest （メタクエスト）2のVRゴーグル。ゴーグルを付けると、目の前には気球に乗った風景が広がります。

気球は日本上空へ、そして宇宙空間へ。鉄パイプ部分は気球の手すりに見えています。コンテンツと連動して送風機からは風が出て、上空にいるかのように感じられます。こちらのVRコーナーは７歳以上が体験可能で、親子連れにも大変人気でした。

続いて、大学や企業が最先端技術を紹介する出展スペースへ。こちらは鹿島建設株式会社による、「3D K-Field」の展示。発信端末の「Beacon（ビーコン）」を使って、建設現場の人員や資材を可視化しています。

このシステムは、羽田イノベーションシティの施設運営ツールとしても採用されており、混雑状況の把握などに生かされています。身近なIoT活用例を知ることができ、大人の社会科見学としても有意義。

9/17（土）には「羽田空港「空の日」フェスティバル2022」も同時開催されており、子供向けの乗り物体験コーナーも。

空飛ぶクルマ「Ehang216」の展示（一般社団法人MASC）。こちらは人が乗れるドローン！試験飛行に使われている実機を展示しており、座席に乗り込むことができます。

大田区公式PRキャラクターのはねぴょんも登場！子供たちに囲まれて大忙しですが、笑顔を絶やさずカメラ目線。

女子バスケットボールチーム「羽田ヴィッキーズ」のマスコットキャラクター・ヴィッキーちゃんの周りにも人が集まります。大田区のバスケットボールチーム「アースフレンズ東京Z」のブースや、チアリーダーによるダンスパフォーマンスも披露されました（9/17(土)）。

「地域周遊マルシェ」では、各地の物販・飲食のブースが並んでいます。なんと、ゆるキャラ界の重鎮・くまモンも！と思ったら、こちらは動かないくまモン（人形）でした。熊本県のブースでは、阿蘇山上空を周遊できるVR体験も。

羽田空港の「空弁」（そらべん、通常は空港内で販売されている弁当）も出展。

「彩鳳（さいほう）ジャンボ肉まん」で空腹を満たします。

このほか、羽田イノベーションシティと羽田空港公園予定地を会場に、電動モビリティの体験ができる「Sunday EPark」のイベントも同日開催されています。

ヤマハ発動機の電動トライアルバイク「TY-E」を使った、トライアルパフォーマンス。写真の黒山健一選手は、トライアル競技のトップライダー。軽快なトークとともに観客を沸かせていました。

電動バイクのため、ブルンブルルル…というガソリン車の音とは異なり、ウィーーンという音が響きます。

パフォーマンス会場の隣では、「小さなお友達から大きなお友達まで！親子でも楽しめる電動バイク体験」も。電動キッズバイクの「TORROT（トロット）」の試乗ができました。

電動キックボードも種類多数。こちらも試乗ができ、大人も一日中遊べるようなコンテンツ量です。

ヤマハ発動機株式会社の「TRITOWN（トリタウン）」。前方が二輪になっている、三輪の電動小型モビリティで、左右への柔軟な傾斜が特長。セグウェイやキックボードのように、立って乗ります。

「株式会社 ICOMA（イコマ）」の「タタメルバイク」（折りたたみバイク）。側面のパネルは、色や素材を変えることができ、オリジナリティあふれる一台にすることもできます。

エリア全体のグランドオープンを2023年に控えた、羽田イノベーションシティ。スマートシティを体感できるエリアとして、これからのイベントにも注目されます。

＜イベント情報＞
羽田スマートシティEXPO2022秋
会場：HANEDA INNOVATION CITY（羽田イノベーションシティ）
住所：大田区羽田空港1-1-4
アクセス：京急空港線・東京モノレールの天空橋駅より直結
開催期間：2022年9月16日（金）～19日（月・祝）、土・日・月の開催時間は10:00-21:00。
※天候などによる内容変更は、羽田イノベーションシティホームページに記載されています