10月11日から13日の期間で行われている、池上本門寺のお会式（おえしき）。12日夜には「万灯練供養（まんどうねりくよう）」（万灯行列）が４年ぶりに行われ、会場となった境内には多くの人が集まった。

お会式は、日蓮の命日である10月13日に向けて行われる、日蓮宗の法要行事。なかでも10月12日に行われる万灯行列は、「お会式桜」（明かりで照らされた造花）や纏（まとい）が練り歩く、池上の一大イベントとして盛り上がりを見せる。

華やかに舞う、纏。

各行列が奏でるお囃子が、境内に響く。

万灯行列は、2020・2021年はコロナウイルス感染拡大防止による中止、2019年は台風による中止となり、４年ぶりの開催。2022年も境内のみの小規模開催となった。

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露店も多数。

重要文化財である五重塔の足元も、この日はにぎやかに。

江戸時代から、池上本門寺の盛大な行事として知られる。

東急池上線・池上駅では、臨時改札も設置された。

東急蒲田駅のホームにも、毎年この季節に万灯が飾られる。

池上にあふれた活気に、人々の心を高揚させ、酔わせる力を感じた夜だった。

＜行事概要＞
日蓮宗大本山 池上本門寺お会式（宗祖日蓮聖人御報恩御会式法要）
住所：大田区池上1-1-1
期間：2022年10月11日～10月13日　※万灯行列は10/12夜のみ
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