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【大田区】下丸子で串かつ、ここは大阪かもしれない どて焼と手羽先に伊勢うどんも/末広

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

カリッと揚がった衣の串かつに、飲んべえを唸らせるつまみの数々。東急多摩川線の下丸子駅から徒歩2分の「串かつ 末広」です。

下丸子駅からは、下丸子児童公園を左に見ながら進み、角にあります。

大阪ではお馴染みの神様、「ビリケンさん」が店頭に。このご時世でマスク姿でした。

店内は細長いコの字のカウンター席。まずは「イナズマハイボール」。「電気ブラン」のソーダ割です。写真は飲みかけ。酒場の雰囲気に浸り、撮影する前にうっかり飲んでしまいましたね。

一品料理も充実しており、カウンターにてメニューとにらめっこ。

「本日のマヨサラ」。スパゲティとハムで、ボリュームたっぷり!黒コショウも効いていて、お酒が進む。

「梅水晶」。飲んべえルートへまっしぐら。

どて焼(牛すじの白みそ煮)。入口のビリケンさんといい、どて焼といい、大阪に小旅行に来たかのような気分に。寒い季節には、ネギの味わいも沁みます。

さぁようやく、串のメニューへ。キャベツをかじりながら、待機。ソースの「二度漬け禁止」は常識ですが、この日は醤油さしでの提供となっていました。串をお皿にとって、ソースをかけていただきます。

うずら、れんこん、串かつ、紅ショウガと、いろいろな種類をいただけるのが楽しい!カリっとした衣に、ソースをしみしみにしていただきます。

人気のアスパラ。手元には、紙ナプキンが巻かれている。ここを持って、ガブリ!アスパラの味と水分が衣に閉じ込められていて、素材の味を満喫。

味付けタマゴは、その存在感から「王様」と呼びたくなるほど。アツアツ、とろーりの黄身にご注意。

もち。油とタレが、じゅわじゅわと染みていて、この日頼んだなかで、実は最もジャンキーな串と思われた。

串かつには、やはりビールも必要だった(写真は生ビールの小)。飲んで一言、「くっっ、くぅーー」。

戦後まもなく誕生した、庶民の味方「ホイス」(焼酎の割りものとして使われる)も。これを串かつの酒場でいただく、令和の贅沢。

我慢できずに手羽先もいただく。皮に包丁が入っており、食べやすい。そして、大きめ。想像の1.5倍のサイズであった。

伊勢うどん。やわらかさが特徴。甘めの出汁とかつお節で心落ち着く、締めでした。

電話にて予約可能。週中の平日でも、19時を過ぎると仕事帰りの大人たちで席が埋まった。酒と串を手に、下丸子での夜は更けて。

<店舗情報>
串かつ 末広
住所:大田区下丸子3-16-7
アクセス:東急多摩川線下丸子駅から徒歩2分、東急池上線千鳥町駅から徒歩9分。
串かつ 末広 食べログサイト

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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