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【大田区】炎のお好み焼きを蒲田の鉄板で 広島県発の自然派食材も/肉玉(NIKUTAMA)

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

JR蒲田駅西口を出て、徒歩5分。日本工学院のキャンパスを越えた、女塚通りにある店頭の文字は「国産小麦と野菜のお好み焼き」。蒲田のキレイがここにも拡大している。2021年11月にオープンして一周年を迎えた「肉玉」だ。

おしゃれなロゴに惹かれて入ると、外観に止まらず、店内もこのスタイリッシュさ。すべてカウンター席で壁面には鏡が使われており、空間が広く感じられる。前のお店は恵比寿とのことで、妙に納得。席の前に鉄板、そして厨房にも鉄板という、鉄板二段構えである!

ドリンクは自然派ワイン、国産有機レモンサワー、神泡生ビールと、早速悩ましい。

「すりおろし レモンハイボール」。広島県瀬戸田産のレモンを丸ごとすりおろした、フレッシュかつ味わい深い一杯だ。

「まごやさいファームの農園バーニャカウダ」。「まごやさい」は、「子や孫、家族のために作る野菜」をコンセプトにした、広島県の農家の集まり。お店は自然派食材にもこだわっており、旬の野菜をいただける。ソースは「自家製味噌ディップ」。鉄板に置いてグツグツ、アツアツで野菜をつけながらいただく。

「塩麹 焼きポテトサラダ」。鉄板で焦がしが入り、香ばしい。ホワイトソースをたっぷりと感じるポテトサラダ。

「砂田の 炙りイカ天」。素材は尾道のイカ天に、マヨネーズ、ネギ、そしてファイアー!これはジャンキーな味わいであった。

さて、メインのお好み焼きは「観音ねぎぶっかけ」を注文。まず、細めの北海道産小麦麺が敷かれ、そこにたっぷりの細切りキャベツ、イカ天、そして豚肉。まずは厨房の鉄板にて。

さらにネギとマヨネーズが乗せられ、客席側の鉄板にきた!

そして、ファイアーー!まるで大気圏に突入した隕石のようだ…ぼーっと、眺めていられる。

ジュワジュワのマヨネーズ、パリパリとした麺、キャベツと豚肉のシンプルな甘み。これぞ、炎と鉄板のなせる業。

なんだか日本酒も飲みたくなり、「あきさかり」。化学肥料不使用のお米(特別栽培米)で作られた日本酒とのこと。すっきりとして、甘みもあり、食事に合う。

鉄板を眺め、炎を眺め、広島の食材を満喫する。普段より少しスタイリッシュな蒲田の夜が、更けていった。

<店舗情報>
肉玉NIKUTAMA 蒲田本店
住所:大田区西蒲田5-13-32 ファミーユ束田1号館1F
アクセス:JR蒲田駅西口から徒歩5分
NIKUTAMA Instagram

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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