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【大田区】蒲田で鶏と貝出汁にひたる あっさりとこってり、どちらにしようか/やま福

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

今年も早も年末か。そろそろ蕎麦の季節…いや、日本蕎麦もいいが、ここはもう少し中華そばも粘りたい。JR蒲田駅西口を出て、「サンロード蒲田」商店街を進むこと徒歩2分。アーケードが終わる手前にあるのが、「中華そば やま福」です。

のれんの一枚目がめくられた入口と、「菅野製麺所特製」の看板も目印になります。

基本の「中華そば」には「醤油」と「しお」があり、さらにそれぞれ「中華そば(あっさり)」と「濃厚中華そば(こってり)」が選べます。

2023年1月末まで開催されている「蒲田マル得パスポート Vol.5」参加店舗でもあり、冊子を持参すると「半熟味付玉子1つサービス」です!(「中華そば」または「濃厚中華そば」注文時。「蒲田マル得パスポート Vol.5」についてはこちらの記事をご覧ください。)

「濃厚中華そば(醤油)」の食券を買い、半熟味付玉子のトッピングをお願いしました。

麺は「菅野製麺所」(大田区西蒲田)のもの。全粒粉入りの中細麺に、スープを絡ませて。

「濃厚中華そば」は、とろみのある鶏白湯。期待通りの「こってり」です。

お腹に余裕があればぜひ試したいのは、「和え玉」。こちらの「和え玉」は、「味付き・具入り・煮干しの粉をのせた替え玉」です。券売機の上に「限定の和え玉」メニューがあるので、要チェック。この日の限定は、「牡蠣ペーストの和え玉」!半玉(麺のサイズ半分)も頼めるのをいいことに、オーダーしてしまう。

「牡蠣ペーストの和え玉」(半玉)。チャーシューやネギも乗っており、これだけで食べても十分味わえる、替え玉。海の幸を感じる一品でした。

スープに入れる前に、麺そのものの味わいや食感を楽しめるのも、替え玉のよいところ。「限定の和え玉」はお店のツイッターでもこまめに発信されているので、要チェックです。

こちらは、「中華そば(醤油)」(半熟味付玉子をトッピング)。スープの透明感からも「あっさり」が伝わります。

醤油味は、琥珀色の鶏清湯。貝出汁が使われており、味に奥行きが感じられます。

「中華そば」の麺は、スープとも相まってさらりとして、ツルっとした食感。ラーメンを食べたい、なおかつヘルシーに食べたい、という欲望を満たす一杯。

お客さんの年齢層や性別は様々。あっさりとこってりを選べることも、幅広い層の心を捉えるのかもしれない。営業時間は昼(11:30〜15:00)と夜(18:00〜21:00)の二部制、年内営業は12月31日の昼の部まで。

<店舗情報>
中華そば やま福
住所:大田区西蒲田7-64-1
アクセス:JR蒲田駅西口を出て徒歩2分。「サンロード蒲田」商店街内。
やま福 Twitter, Instagram

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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