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【横浜市】柏餅はじめました こし餡とつぶ餡揃う和菓子店、まもなく端午の節句/野毛もみぢ

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

散る桜を惜しむ間もなく、新年度・新学期は進み、ゴールデンウィークを心の支えに過ごす日々。新緑に目を向けて、甘味で一息つきたいものです。野毛の和菓子店「もみぢ」では、柏餅の季節となりました。

柏餅はこし餡とつぶ餡の二種類。下の段にある、だんごもついつい手が伸びてしまう逸品ですが、ここは季節限定の柏餅に集中!

柏の葉を開くと、つやつやのもちもちが現れます。そしてふわりと漂う、緑の香り。

中もお見せしたいので、やむなく半分に切りますが、本当は葉を手に持ってパクッといきたいところ。写真はこし餡、ほどよい水分量。もみぢの手作りの餡は、北海道産の極上豆を使用し、保存料を使用しない製法です。

言わずと知れた野毛の名店、昭和21(1946)年の創業から今年で77年。営業日には20時半ごろまで開いており、野毛で飲んだ帰りにお土産として買うことも可能。

店内に一歩入ると、名物「大銅鑼焼(おおどらやき)」の年季の入った看板や、銅鑼を模した看板が迎えてくれます。

市営地下鉄桜木町駅直結の「ぴおシティ」にも、もみぢの店舗があり、柏餅も購入可能。こちらの店舗も「ぴおシティ」開業の昭和43(1968)年以来あり、55年の歴史を持ちます。

柏餅の販売は五月末まで。蒸し暑くなる初夏には、くず餅や水ようかんに商品が切り替わります。

四月中旬。端午の節句に向けて、大岡川にも鯉のぼりが泳ぎます。

<店舗情報>
もみぢ菓子司舗
住所:横浜市中区野毛町2-64(本店)、横浜市中区桜木町1-1 B1F(ぴおシティ店)
アクセス:本店は桜木町駅から徒歩2分、野毛・柳通り。ぴおシティは市営地下鉄桜木町駅直結。
もみぢ(食べログサイト

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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