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【横浜市】ゆめが丘で大規模開発着々と 7月にはショッピング施設「ゆめが丘ソラトス」開業

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

二俣川から湘南台を走る、相鉄いずみ野線。1999年3月に延伸してから、今年で25周年を迎えた。この夏、ゆめが丘駅周辺の風景は大きく変わる。2024年7月に控えた大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」(横浜市泉区)の開業に向けて、現在開発が進んでいる。

2024年7月に開業予定「ゆめが丘ソラトス」

相鉄グループが手掛ける施設「ゆめが丘ソラトス」。約24ヘクタールにおよぶ土地区画整理事業の一環として、計画されている。

ゆめが丘ソラトス(イメージ)、相鉄グループ プレスリリースより
ゆめが丘ソラトス(イメージ)、相鉄グループ プレスリリースより

3月に現地を訪れると、完成予想図にある外観はほぼ出来上がっていた。

2024/3撮影
2024/3撮影

広い土地を生かした、二棟にわたる大規模集客施設。約130店舗が入る「ソラトス1」と、ヤマダデンキが出店する「ソラトス2」になる予定だ。

2024/3撮影
2024/3撮影

屋上には、相鉄キャラクター「そうにゃん」をモチーフにした遊具広場「そうにゃんぱーく」も予定されている。子供連れも楽しめる施設となりそうだ。

そうにゃんパーク(イメージ) 相鉄プレスリリースより
そうにゃんパーク(イメージ) 相鉄プレスリリースより

施設内の構成もすでに発表されており、スーパーの「そうてつローゼン」など生鮮・食料品店が集まる「ゆめが丘マルシェ」、飲食店ゾーン、約700席規模のフードコート、10スクリーンを揃えるシネコン「109シネマズ」などが予定されている。詳しい出店情報は、ゆめが丘ソラトスの特設サイトで確認できる。

駅周辺にマンションや病院も続々

元々は農地が広がる、のどかなエリア。そこに突如できたのが、ゆめが丘駅だった。

駅ホームからの風景。現在、線路の両側で開発が進んでいる。写真の右側に見える建物が、ゆめが丘ソラトス。

駅舎のリニューアルも行われている。当初からの近未来的な雰囲気は残しつつ、外壁にレンガを使うなど、”相鉄ブランド”としてのデザインコンセプトにも力が入れられている。

同じく1999年に開業した、横浜市営地下鉄ブルーライン下飯田駅からもアクセス至近。両駅は300メートルほどの距離にある。

人口増加も見据えて、医療施設も続々と。「ゆめが丘総合病院」は2024年4月に開業予定。

「ゆめが丘メディカルブリッジ」も2024年夏に開業予定。木造賃貸マンションが新築されており、その1階部分がクリニックモールとなる。マンションは、相鉄グループが星川や希望ヶ丘などでも展開している「KNOCKS(ノックス)」シリーズ。

このほか新築分譲マンション「グレーシアウエリス横浜ゆめが丘」も、2026年1月に完成予定だ。

ゆめが丘ソラトスのオープンで、人の流れや人口はどう変わるか。進化を続ける相鉄沿線に注目が集まる。

<施設情報>
ゆめが丘ソラトス ※2024年7月開業予定
アクセス:相鉄いずみの線ゆめが丘駅直結、横浜市営地下鉄ブルーライン下飯田駅から徒歩1分
ゆめが丘ソラトス 特設サイト

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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