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【横浜市】関内周辺の再開発続々 「KANNAI バル街区」で出店者募集開始

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

関内周辺の再開発が続々と進んでいる。関内駅前の高層ビル建築は進み、4月9日・10日には飲食の出店者募集説明会が行われる。このほか、関内エリアの新築ビルを紹介する。

関内駅前は高層ビルへ 飲食ゾーンの「KANNAI バル街区」で出店者募集開始

JR関内駅前。「横浜市旧市庁舎街区活用事業」の工事が進み、建物の構造部分が見えるようになってきた。右手奥に見えるのが、旧横浜市庁舎行政棟。

道路を挟んで横浜スタジアムと向かい合う位置。市営地下鉄関内駅(出口1)からもすぐのところだ。

三井不動産を代表企業として、全8社が関わるプロジェクト(鹿島建設株式会社、京浜急行電鉄株式会社、第一生命保険株式会社、株式会社竹中工務店、株式会社ディー・エヌ・エー、東急株式会社、星野リゾート)。

オフィス、大学、ホテル、飲食店、物販店舗などが入る。大型スクリーンによるライブ配信ができる「常設型ライブビューイングアリーナ」も予定されている。2026年春オープン予定。

出店者募集説明会ウェブサイトより
出店者募集説明会ウェブサイトより

「旧市庁舎行政棟」「みなとテラス」の場所には、小型飲食店舗が34店舗集まる「KANNAI バル街区(仮称)」が計画されており、5月8日まで出店者募集が行われている。4月9日(火)、10日(水)には募集説明会があり、関内新井ホールでの会場開催のほか、オンライン参加も可能。詳細はKANNAI バル街区のウェブサイトから。

KANNAI バル地区イメージ(出店者募集説明会ウェブサイトより)
KANNAI バル地区イメージ(出店者募集説明会ウェブサイトより)

同じく関内駅前では、「Certe(セルテ)」の再開発も注目を集めている(関内駅前北口地区の再開発事業)。

セルテは昭和42年(1967年)にできた、地下2階・地上12階建てのショッピングビル。ここに地下1階・地上24階建てのオフィス・住宅・商業ビルを建てる計画がある。新ビルは、2029年度開業を目指すとされている。

関内の街、新しいビル次々と

横浜市の旧市庁舎は、昭和34年(1959年)に建設された。関内は官公庁街としての歴史が長く、昭和の香り残るビルが多い。そして今、街には新しいビルが次々と登場している。

関内駅から徒歩5分、4月上旬より入居開始となる「フロ―ル横濱関内」(横浜市中区弁天通3-47-2)。神奈川県住宅供給公社の賃貸マンションで、4階から13階まで109戸が入る。

1階から3階にはクリニックのほか、調剤薬局の「クオール薬局」、ネイル・アイラッシュサロンの「VINGT NAIL」、レストラン「Italian Bar Amigo」が入る予定。

変わって吉田町へ。関内駅から徒歩4分、完成して間もないビルを見つけた(横浜市中区吉田町48)。オフィスビルや商業施設などの賃貸を行う株式会社タクエーが建設した、地上9階建て。オフィスや飲食店舗が入る予定。

横浜スタジアムからほど近いところには、マンションが建設される(横浜市中区相生町1-20)。2025年2月に完成予定で、住宅と病院の入居が計画されている。

建設から50年以上が経った重厚なビルも多い街。令和の新築も増え、風景は変わりつつある。

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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