タイトル画像

【佐賀市東与賀町】佐賀再発見!有明海に広がる秋色の絨毯

久保田翔

地域情報ライター(佐賀市)

QRコード

スマホ版Yahoo! JAPANのフォローで最新情報をチェックしてみよう

今回は東与賀町に広がる【シチメンソウ群生地】と一周年を迎えた東よか干潟ビジターセンター【ひがさす】さんをご紹介します。

最大で6mと日本一干満差の激しい有明海、そこには多種多様な生物が住んでおり、特産種と呼ばれる日本ではここでしか見ることできないムツゴロウやワラスボ、エツなどの生物に加え、シオマネキやアリアケガニといった日本のごく限られた場所にしか生息していない、準特産種などの希少な生物が多く生息しています。

六角川河口にて撮影
六角川河口にて撮影

動物達だけではなく、植物に関しても希少な(準)絶滅危惧種の塩生植物を見ることができ、その代表ともいえる植物が有明海最奥部の東与賀海岸に生育するシチメンソウです。

毎年秋になると実をつけたシチメンソウが、株全体を赤く染め干潟を夕日のように染める光景は佐賀県の風物詩です。

群生地のそばに広がる【干潟よか公園】に車を停め、堤防の階段を上ります。

堤防の上に立ち有明海を眺めると地平線とも水平線とも区別がつかないほど潮がひいており、はるか沖には海苔の養殖で使用している竹がずらりと並んでいます。

シチメンソウは岸に近いガタに群生しているのですが、上から見ると色がくすんでいるように感じ少し不安になります。

おととし原因不明の壊滅的な被害にあいましたが、多くの人たち努力によって昨年は奇跡的な回復をみせました。

昨年の回復ぶりから今年も期待をしたのですが、繊細な植物だけあり波があるのかもしれません。

しかし、階段を降りて散策路内を歩くと密集して生えている場所や、色濃く染まる株もありますので、自分だけのベストスポットを探すのも面白いですね。

ガタに目を落とすと有明海のシンボル、シオマネキが泥を一生懸命口に運んでいます。

警戒心が強いカニなので近づくとすぐ巣穴に隠れてしまいますが、そんなすばしっこいカニたちをじっくり観察できるのが干潟よか公園にある【ヒガサス】です。

昨年秋オープンしたこの施設では、一階ではシオマネキやムツゴロウなどの生態の展示の他、標本や映像などで有明海の自然を学ぶことができ、子どもたちの人気スポットになっています。

高さ18mのパノラマ展望台からは、どこまでも続く干潟と、お米や大豆の収穫があと一息となった佐賀平野をぐるりと眺めることができ、改めて佐賀の広さを実感できます。

今年も清掃活動などをされている方達のおかげで、すてきな景色と佐賀の良さを再発見することができました。

【施設情報】

ひがさす

住所:佐賀市東与賀町大字田中2757番地4

開館時間:9:00~17:00

休業日:月曜(祝日の時は翌日)

入館料:無料

駐車場:あり

シェア

いいね

コンテンツへの感想