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【京都市下京区】「たこ焼き=ソース」の常識を打ち破る ソースを使わない京風たこ焼き

くまライター(京都市)

「たこ焼き」といえば「大阪・ソース・青のり・かつお節」ですが、ここ京都には、その常識をくつがえす京都ならではの「たこ焼き」があります。その名も「へんこ焼き」。京都の食材と調味料にこだわって作られた「へんこ焼き」をご紹介します。

「へんこ焼き」とは

へんこ焼き(6個) 390円(税込)
へんこ焼き(6個) 390円(税込)

「へんこ」とは関西の方言で「頑固者」「偏屈者」という意味です。京都のたこ焼き店「京都たこ壱」の「へんこ焼き」は、たこ焼きの「たこ焼き=ソース」という常識を打ち破るべく生み出された京風たこ焼き。定番であるソース・青のり・かつお節をあえて使わない頑固なたこ焼きなので「へんこ焼き」というわけですね。

こだわり抜いた京都の出汁と食材で作る生地に、京都のごま油・九条葱・岩塩で味付けした京都にこだわったたこ焼き、それが「へんこ焼き」なのです。

ごま油の風味とピリッとくる一味がクセになり、1度食べたら病みつきになります。

実はソースのたこ焼きもあります

手前がへんこ焼き、奥がたこ焼き
手前がへんこ焼き、奥がたこ焼き

「へんこ焼き」が看板メニューの「京都たこ壱」ですが、実はソースを使った“ふつうの”たこ焼きも用意しているところが心憎い。もちろんこちらも大変美味で、大阪人も納得の味。これなら「たこ焼きはソース以外は認めん」というへんこな大阪人でも安心ですね。

たこ焼き(6個) 390円(税込)
たこ焼き(6個) 390円(税込)

たこ焼きは定番のソースの他に、塩だれやにんにく醤油、キムチ&チーズなどなど、約15種類もの味付けが用意されています。

なんでも毎日食べても飽きない味とラインナップを目指しているそうですが、あえて言いたい、へんこ焼きもたこ焼きも飽きるどころか「いくらでも食べられるほど美味しい」と。

店内で飲食も可能

「京都たこ壱」は店内での飲食も可能です。

ドリンクは生ビール・ハイボール・レモンサワーなど約35種類をラインナップしており、生ビールは399円(税込439円)、それ以外はオール299円(税込329円)という値段設定も嬉しい。

たこ焼き以外にも「黄金唐揚げ」「特性肉汁餃子」といった豊富なサイドメニューも楽しめます。というかおすすめです。

へんこ焼きを始め、種類豊富なたこ焼きとサイドメニュー、ドリンクが楽しめる「京都たこ壱」。1番のおすすめはへんこ焼きですが、ソースにこだわる大阪人はたこ焼きをどうぞ。でもやっぱり、だまされたと思ってへんこ焼きを試してほしい!

京都たこ壱 四条油小路店
住所/京都市下京区藤本寄町34
電話/075-585-4264
営業時間/11:30~23:00
カード可
Webサイトはこちら

ライター(京都市)

大阪生まれの大阪育ち、京都在住のライター・DTPデザイナー・イラストレーターです。京都の情報誌を経てフリーランスになりました。よろしゅうおたのもうします。

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