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【京都市】『源氏物語』ゆかりの地をちゅう源氏と巡るスタンプラリーが開催

くまライター(京都市)

2024年度の大河ドラマ『光る君へ』は、紫式部が主人公。物語は平安中期の京都が舞台ということで、いやがうえにも期待が高まります。そんな京都で紫式部の『源氏物語』に関連するスポットを巡る「ちゅう源氏と巡る源氏物語 京都スタンプラリー」が開催されています。

京都では、本屋にははやくも『光る君へ』の関連書籍が並び、その期待のほどがうかがえます。そんな中で行われるなんともタイムリーなスタンプラリー。ちなみにイベントタイトルにある「ちゅう源氏」とはこちらです。

か、かわいい…!

ちゅう源氏は、京都出身のイラストレーターのながたみどりさんによるキャラクター。かわいいイラストで『源氏物語』を紹介する書籍『ちゅう源氏の源氏物語絵巻』に登場します。

今回のスタンプラリーではこのちゅう源氏とともに『源氏物語』ゆかりの場所のスタンプを集めて京都を巡ります。

このスタンプラリーは嵯峨野高等学校が主催しており、嵯峨野高校の生徒たちが企画しています。やるなあ、嵯峨野高校!

「ちゅう源氏と巡る源氏物語 京都スタンプラリー」参加の仕方

まずは駅の構内などに置かれているスタンプラリーの台紙をゲットしましょう。

中面はこんな感じ。うーん、かわいい…!

台紙にはそれぞれのスポットの解説があるので、勉強にもなります。

スタンプの設置ポイントは、下鴨神社、上賀茂神社、雲林院、仁和寺、清凉寺、野宮神社、天龍寺、廬山寺、清水寺、渉成園、東寺の11箇所。それぞれの『源氏物語』に関するいわれは台紙をご覧ください。

スタンプラリーを巡るには、「地下鉄・バス1日券」が便利でお得です。

あとはスポットを巡ってスタンプを集めるのみ。

というわけで、まずは上賀茂神社に行ってきました。

『源氏物語』には、主人公・光源氏の妻である葵の上が葵祭の行列を見るために出かけ、源氏の愛人である六条御息所と牛車の場所取り争いをするシーンで登場します。ここで葵の上のスタンプをゲット。

上賀茂神社に来たら、門前菓子であるやきもちが欠かせません。
上賀茂神社に来たら、門前菓子であるやきもちが欠かせません。

スタンプを3つ集めると、景品をゲットできます。景品の交換場所は、下鴨神社、上賀茂神社、天龍寺、廬山寺、清水寺、渉成園の6カ所。

スタンプラリーの開催日は、10月28日(土)、10月29日(日)、11月3日(祝・金)、4日(土)、5日(日)の5日間。今日は上賀茂神社しか行けませんでしたが、あと2カ所巡って景品をゲットしたいと思います!

「ちゅう源氏と巡る源氏物語 京都スタンプラリー」
お問い合わせ/京都府立嵯峨野高等学校 075-871-0723

ライター(京都市)

大阪生まれの大阪育ち、京都在住のライター・DTPデザイナー・イラストレーターです。京都の情報誌を経てフリーランスになりました。よろしゅうおたのもうします。

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