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【京都市西京区】京都や広島で「鉄人」といえばこの人 西京極総合運動公園に会いに行く

くまライター(京都市)

「鉄人」といえば、誰を思い浮かべますか?平成以降であれば、プロ野球の金本知憲氏や「料理の鉄人」の道場六三郎氏など、人によってさまざまだと思われますが、昭和世代にとってはやはりプロ野球・広島東洋カープの衣笠祥雄氏で一択でしょう。「28号」という人もいるかもしれませんが。
特に広島の方にとってはそうでしょうが、実は衣笠氏は京都にもゆかりの深い人物です。そんなわけで「鉄人」に会いに西京極総合運動公園に行ってきました。

衣笠祥雄とは

広島のイメージが強い衣笠氏ですが、京都市東山区の出身です。平安高校(今の龍谷大平安高校)に進み、春夏の甲子園に出場しました。卒業後、広島東洋カープに入団。強打の内野手として活躍しました。

怪我をしても休まず試合に出続けたことから「鉄人」と呼ばれ、連続試合出場の世界記録を樹立しました(現在は2位)。

この功績から1987年には国民栄誉賞を受賞。2018年に亡くなりました。

今回会いに行ったというのは、2022年に西京極総合運動公園に作られた衣笠祥雄像です。

衣笠祥雄像を目指し、西京極総合運動公園へ

というわけで、西京極総合運動公園にやってきました。

西京極総合運動公園は右京区の西京極にある広域運動公園。園内には陸上競技場兼球技場、補助競技場、野球場、プール兼アイススケートリンク、体育館などがあります。

京都で行われる陸上競技の会場に使われるほか、バスケの京都ハンナリーズのホームとして、また2019年まではサッカーの京都サンガのホームだったことでもおなじみです。

京都ハンナリーズのホームである体育館
京都ハンナリーズのホームである体育館

陸上競技場兼球技場
陸上競技場兼球技場

駅伝発祥の地でもあります。

園内にはドッグカフェ&ランもあります。愛犬家も要注目ですね。

衣笠祥雄像があるのは、野球場「わかさスタジアム京都」前。

いらっしゃいました。現役時代を彷彿とさせるフルスイング。心なしか後光がさしています(この日は日差しがきつかった)。

銅像の高さは約3メートル。すごい躍動感です。
土台には「限りなき挑戦」の文字が刻まれています。

それにしてもすごいスイング。腰を痛めそう…

衣笠氏が素晴らしかったのは、体が丈夫なのはもちろん、腰を痛めようが骨折をしようが試合に出続けたこと。虚弱体質の自分もかくありたいと思ったのでした。

体が丈夫になりますように…

西京極総合運動公園
住所/京都市右京区西京極新明町32
電話/075-313-9131

ライター(京都市)

大阪生まれの大阪育ち、京都在住のライター・DTPデザイナー・イラストレーターです。京都の情報誌を経てフリーランスになりました。よろしゅうおたのもうします。

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