【京都市右京区】飲めるほどやわらかいわらび餅とかわいすぎるくま最中 絶品ぞろいの御室の小さな和菓子店
「御室和菓子 いと達」は京都・御室にある小さな和菓子屋さん。世界遺産・仁和寺近くの住宅街の中にお店があります。
初めての方には場所が少しわかりにくいので、ご説明しましょう。
金閣寺から龍安寺を経て仁和寺へといたる観光道路「きぬかけの路」を龍安寺から仁和寺へ向かって進みます。仁和寺の駐車場にさしかかる手前の信号を左に入ります。
この右手の道路が「きぬかけの路」です。道なりに行けば仁和寺に着きますが、ここをあえて左へ。
住宅街に入るので20〜30メートルほど進み、左手にあるこの路地を奥へ。
奥の角にあるのが「御室和菓子 いと達」です。
車を停めるところがないので、車で行く際は近くのコインパーキングに停めてから行きましょう。
非常に小ぢんまりとして店内に、かわいらしい和菓子が並びます。
店主は京都の老舗和菓子店で修行を重ね、独立してこちらにお店を構えました。
日本各地から取り寄せるというこだわりの素材を使い、丁寧に作られる色とりどりお菓子は目にも美しく、見ているだけで心が浮き立ってくるようです。
お菓子はどれも魅力的ですが、名物といえるのが、飲めるほどに柔らかい食感の「わらび餅」と、愛らしい「くま最中」。
トロトロのわらび餅は本当に飲めそう。でも食感を楽しむためにもちゃんと噛んでくださいね。
見た目がかわいすぎるくま最中。中には黒糖と一休寺納豆で風味づけをしたこしあんが詰まっていて、これがなんともいえず美味しいのです。
くま最中は注文が入ってからあんが詰められるので、皮がしんなりすることなく、その食感を楽しむことができます。その様子を店内の窓から見るのも楽しい。
もともと人気の商品ですが、2021年に仁和寺で行われた竜王戦で藤井聡太三冠(当時)のおやつに選ばれたことで、より知られるようになりました。
和菓子好きならぜひ訪れてほしい素敵なお店。気になっていたけどまだという方は、仁和寺や妙心寺、龍安寺、金閣寺などを訪れた際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
仁和寺、妙心寺、龍安寺からは歩いて、金閣寺からもその気になれば歩いて行ける距離です(3kmほどありますが)。
御室和菓子 いと達
住所/京都市右京区龍安寺塔ノ下町5-17
電話/075-203-6243
営業時間/10:00~17:00 ※完売次第、閉店する場合あり
定休日/水・日曜(祝日問わず)
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