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【エクセル基本機能③】まずは基本の3種類!エクセルグラフの作り方初めの一歩

kumikoやさしいエクセル

エクセル初心者さんに向けてお届けしています!

事務のお仕事でエクセルを使って20年。やさしいエクセルのクミコです。

エクセルに対してのイメージこんな風にハードル上げてませんか?

エクセルを使ってお仕事するのにスペシャリストじゃないと応募しずらい
全ての機能を知っていないといけないんだよね
関数はやっぱり知っとかないとダメでしょ
ショートカットキーを使いこなせないと意味がないよね

そんなことはありません!なぜなら・・・私がそうじゃないのにお仕事できているから!笑

まずはそんなに難しく考えず使って慣れるが大事です

わからないことや、こんな簡単なこと誰かに聞くの恥ずかしい!でも教えて欲しい!なんてことがあればInstagramでもDMで質問を受け付けているのでお気軽にお声がけ下さいね♫

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エクセルには主要な基本機能が4つあります

1 表・文書作成
2 計算・関数
3 グラフ作成
4 データベース機能

その中で今回は【グラフ作成】についてです!

グラフの種類についても簡単に説明をさせていただきますが

今回、詳しく説明するのはグラフの作り方…ではなくグラフ作成をする際必ず設定が必要になってくるグラフを構成する要素の名称と役割についてになります!ここはどのグラフでも共通項になってくるものなので、しっかり押さえておきたいポイントです

まずはどんなグラフがあるのか、グラフの種類について簡単に解説します!
エクセルで使う基本的なグラフの種類がこちらになります

  1. 棒グラフ
  2. 円グラフ
  3. 折線グラフ
  4. その他のグラフ

聞いたことのある名前のグラフ名が並んでいると思います
「4.他のグラフ」に含まれていますが、細かく分けると他にも様々なグラフが存在します
しかし、基本の3つを覚えることである程度の応用もできるようになると思うのでまずは基本の「棒グラフ」「円グラフ」「折線グラフ」を使えるようになりましょう!

Kumikoやさしいエクセル
Kumikoやさしいエクセル

どのような場面で、何を視覚化するためにグラフを作成するのか、この用途とグラフの選び方がポイントになってきます!

例題として、ここに5ヶ月の商品ごとの売上を簡単にまとめた表があります
これをそれぞれの基本の3つのグラフに当てはめてみて説明しますね

1. まずは、グラフにしたい表を選択します

月別商品売上高
月別商品売上高

2. [挿入]タブを選びます、その中で該当するグラフの種類を選んでください

グラフの挿入
グラフの挿入

1.棒グラフ

・データの値を棒の長さにして表示するグラフになります
【用途】データの大小など、数値を比較する場合に使います
【種類】縦棒グラフ/横棒グラフ/積み上げ棒グラフ/帯グラフ(積み上げ横棒グラフ)

【解説】縦棒グラフを使っています
    商品A・商品B・商品Cの月別の売上を比較するグラフです
    月毎にどの商品の売上が多かったのかがわかりやすくなっています

縦棒グラフ
縦棒グラフ

2.円グラフ

・データの値を円でにし全体を100%として表示するグラフになります
【用途】データの値の全体に対する割合を比較するのに適したグラフになります
【種類】円グラフ/補助円グラフ付き円/補助縦棒付き円/ドーナツグラフ

【解説】円グラフを使っています 
    商品Aの売上が月別で占める割合を比較するグラフです
    1月にどの商品がどの割合で売れたのかがわかりやすく確認できます

円グラフ
円グラフ

3.折線グラフ

・データの値を線で表すことで値の推移を表示するグラフになります
【用途】データの推移や変化をわかりやすく表現するのに適したグラフになります
【種類】折線グラフ/積み上げ折線/100%積み上げ折線/マーカー付き折線/マーカー付き積み上げ折線

【解説】折線グラフを使っています 
    商品A・商品B・商品Cの月別の売上推移を把握するグラフです
    各月における商品ごとの売上の変化がわかりやすく確認できます

折線グラフ
折線グラフ

3. 表示されたグラフを選択すると[グラフのデザイン]タブが表示されるので編集が可能です

簡単な解説ではありましたが、この3つが基本のグラフとしてあるんだなとなんとなくでいいので理解していただけると嬉しいです

ではここから縦棒グラフを例に、編集可能なグラフを構成する要素について解説していきます

グラフの構成要素

グラフの構成要素1〜11
グラフの構成要素1〜11

1:グラフエリア
  グラフ全体を構成する領域

2:プロットエリア
  グラフのデータが表示される領域

3:縦軸(値)
  数値の値を配置する軸

4:横軸(値)
  データの項目名を配置する軸

5:縦軸ラベル
  縦軸の名称を表示する

6:横軸ラベル
  横軸の名称を表示する

7:凡例
  データ系列やデータ要素とその図形の対応表

8:グラフタイトル
  グラフのタイトルを表示する

9:データ項目
  グラフを構成する項目
 (このグラフでは商品A・商品B・商品Cを指す、このひとつひとつをデータ要素という)

10:データ系列
  グラフで同じ色で表される項目

11:データラベル
  データ要素の数値などを表示する領域

グラフを構成する要素には様々な名称や役割があります、複雑!?と思うかもしれませんがある程度は表から作成したいグラフを選択した時点で自動的に表示されるので、あとは見た目や配置・追加や削除でグラフを整えることがメインだと思ってください

またグラフにはあらかじめ何パターンかデザインサンプルが存在するので、選ぶだけで色んなデザインを選択することもできます
全てをいちから作成する必要がないのでとっても楽ですね♪

グラフのデザインサンプル
グラフのデザインサンプル

初めは基本のグラフを色々触ってみることをおすすめします

各項目はダブルクリックで編集が可能になります、表示形式を変えたい、細かいオプションの設定をしたい、大きさ、配置、追加、削除など慣れてくると用途に合わせて自分で設定してみましょう

・どのような場面で、何を視覚化するためにグラフを作成するのか、この用途とグラフの選び方が大切
・基本のグラフは棒グラフ・円グラフ・折線グラフ
・グラフを構成する要素について理解する

やさしいエクセル

今からExcelを使いたい。仕事でExcelを勉強したい。そんな初心者さん向けに、Excelを使ってお仕事歴20年の事務員がやさしく解説します。

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