夏のスープジャー~冷たいメニュー!ひんやり冷やしラーメン弁当
こんにちは。
毎日暑い日が続きますね。
我が家は週に2回、スープジャーのお弁当を持たせています。
「昼でも温かいスープが飲める!」と娘には好評なんですが、それもさすがに気温次第。
こうも暑い日が続くとスープジャーで温かいスープというのもなんだか微妙ってこともあります。
そんな時のお助けが「冷たいひんやりメニュー」です。
スープジャーってネーミングからは保温ばかりに目が行きがちですが、実は保冷もすごいんです。というか、保冷こそスゴイ!
今日は、そんなスープジャーの保冷機能を活かしてキンキンに冷えた「冷やしラーメン弁当」のご紹介です。
夏のスープジャーで冷たいメニューを作るときのポイント
スープジャーを使って冷たいメニューにしたい場合は、以下の3つの工夫をすれば大丈夫です。
《昼に冷たいまま食べるための3つの工夫》
・スープは前日夜に作る
・スープの一部を凍らせる
・残りのスープもスープジャーに入れて一晩冷やす
これだけの工夫で、昼でも氷の一部が残っているくらいにキンキンに冷えた状態で食べることができます。
冷やしラーメンの作り方
冷やしラーメンはスープを冷やさないといけないので、スープのみ前日夜に作ります。
《材料》
水800ml
麺つゆ(4倍)大さじ3
鶏がらスープの素小さじ2
和風だしの素小さじ2
砂糖小さじ2
黒胡椒少々
ごま油少々
ラーメンと言ってますが、スープは麺つゆを効かせた「和風」の味つけです。
スープを作った段階では「うどんのダシ」っぽいんですが、麺をつけて食べるとしっかりラーメンになります。
作り方は簡単。
全部混ぜるだけ(汗
黒胡椒とごま油はお好みで。入れなくても大丈夫ですが、入れるとよりラーメンっぽくなります。
スープができたら一部製氷皿に取って凍らせます。
量は1つのスープジャーに3つ。今回は一応、予備も含めて4つ分作りました。
残りのスープはスープジャーに入れてラップして冷蔵庫へ。こちらも一晩かけて冷やしておきます。
翌朝。
スープは作ってあるので朝は麺を茹でるだけですが、お弁当に入れるので若干のコツもあります。
①麺を茹でます。私はこの黄色い麺が好みなのでいつも同じものを買って茹でてます。
②指定の茹で時間は2分とか3分くらいですが、食べるのは昼だし、私も娘も硬めが好みなので1分30秒で上げました。
③流水をジャブジャブ流してしっかり締めます。
④しばしザルを傾け水気を切ります。
麺をボウルに移してキッチンペーパー越しに掴んだり離したりして麺の表面の水分を取ります。
最後にごま油を麺全体にまぶしたら完成です。
ごま油をまぶす大きな目的は麺の引っ付き防止ですが、風味もつきます。
これでひとまず冷やしラーメンは完成です。
次は、ラーメンのトッピングというか、副菜を作ります。
副菜(トッピング)を作る
鶏モモ肉の七味焼き
《下味》
塩コショウ少々、酒少々、しょうがチューブ
《味つけ》
すりごま、七味唐辛子、塩
下味をつけて10分~15分以上なじませた後、フライパンで焼いていきます。
火が通ったらすりごまと七味を振りかけ、味が物足りないようなら塩で調整します。
ピーマンの塩昆布炒め
千切りにしたピーマンをごま油で炒め、しんなりしたら塩昆布と塩で味を調えます。
塩昆布をしっかり入れれば塩気も旨味も申し分ありませんが、塩昆布は時間がたつとヤワヤワになるのが個人的に好きではないので、入れる量はほどほどにして塩で調整しています。
今回は仕上げにゴマを振りかけました。
人参の粒マスタードマリネ
- 人参を千切りにする
- 千切り人参を水にくぐらせる(水道水で湿らせる)
- 容器に入れてレンチン(600wで1分10秒~20秒くらい)
※水蒸気が沸き上がってきたら途中でも取り出す - 水気を絞る
※熱いので水をかけて粗熱を取ってから - 味つけ
コンソメ、粒マスタード、ドライパセリ、黒コショウ、オリーブオイル各適量
豆もやしナムル
- 豆もやしを3分くらい塩ゆでにする
- 一旦水にくぐらせて粗熱を取った後に水気を絞る
- 味つけ
鶏がらスープの素、あらびきガーリック、一味唐辛子、ごま油各適量
味が物足りなければ塩コショウで調整する
盛り付けポイント
麺は一口サイズで
麺をお弁当に入れる時によくあるのが「全部ひと塊になる」というクレームです。
麺がくっつかない、ひと塊にしないためのポイントは3つです。
- 水切りをある程度しっかりする
- 油を全体にまぶす
- 盛り付け時は一口分くらいの量を積み上げる
私はこれで「麺の塊化」は防げています。少し手間ですがやるとやらないとでは結構違いますよ。
大葉を使う
大葉の成分には抗菌・殺菌作用があるので彩り含めて一石二鳥です。
今の時期、麺は傷みやすい食材ですから大葉を使ってその上に具材をトッピングしていきます。
スープ氷は最後に入れる
スープ氷(凍らせたスープ)は入れたそばからとけていきます。スープジャーに入れるのは最後の最後。
この大きさのスープ氷を3つ入れると、昼に食べる時にはまだいくらかシャーベット状で残っている感じだそうです(次女談)。
当然、キンキンに冷えてます。
作るとこ動画
というわけで、作るとこ動画です。
感想
次女
「スープだけ飲んだら"うどんのつゆ"って思ったけど、麺をつけて食べたらちゃんとラーメンになってた。」
「食べる時にスープは少し氷が残っていてシャーベット的な感じで、食べているうちに完全にとけてなくなる。暑い日は冷たいのが美味しい。」
「鶏肉に七味がすごくかかってたけど普通に美味しかった。うちも大人になったなぁ~。」
まとめ
というわけで冷やしラーメン弁当のご紹介でした。
暑い夏にキンキンに冷えたスープで食べる麺弁当ってちょっとした贅沢ですよね。
茹で時間を短めにし、麺表面の水分をざっと取り除いてやれば伸びてフニャることもありません。食感としてはコンビニで売っている冷やし中華の麺のような感じです。
また、麺を水でしめて油をまぶすときに、少しだけ鶏がらスープの素も一緒にまぶしてやると味がしゃんとしてより食が進むようです。
スープジャーをお持ちの方は是非チャレンジしてみてくださいませ。