夏のスープジャーと保冷剤とお弁当。保冷バッグに一緒でも大丈夫?
こんにちは!
先日、「夏のお弁当の保冷剤 何個入れる?何時間もつ?」というテーマで実験した結果をご紹介しましたが、実験をやってる最中に疑問が浮かんできました。
「冷やしておきたいお弁当と温かいスープジャーは一緒に入れてもいいのかな?」
「スープジャーが想定よりも早く冷めたりしないのかな?」
基本は一緒に入れても問題ないはずです。
なぜなら寒い寒い冬でもスープジャーは温かく温度をキープしてくれてますから。
しかし!
カチンコチンに凍った保冷剤と一緒に入れて大丈夫なんでしょうか?
保冷バッグの中で、
スープジャーに保冷剤が接触しているような状況で、
何時間も一緒に保管する。
「さすがにこれはスープジャーでも冷めやすいかも・・・」って思いませんか?
で、実験しました。
実験概要
5分ほど予熱したスープジャーに熱湯を入れて蓋をする。
弁当箱の中にも温度計をセット
ここから2パターン実験しました。
《パターン1》
保冷剤を弁当箱の上に3個置くパターン。
《パターン2》
保冷剤は弁当箱の下に2個、横に1個、上に2個の計5個!
これで1時間おきに温度を計測します。
結果発表!
今回計測したのは「保冷剤の中だけど弁当箱の外」「保冷剤の中でなおかつ弁当箱の中」「スープジャーの中」の3か所。
なお、フタの開け閉めを減らした方が「より現実に近いんじゃないか」と思い、弁当箱の中とスープジャーの中は計測してない時間があります。
それでわかったこと。
「スープジャーは保冷剤が3個でも5個でもお構いなしにばっちり保温してくれる!」
さらに具体的な気づきを言うと、
「保冷剤5個パターンなら冷やし中華も冷え冷えにして食べられるゾ!」
と思いました。これは地味に大収穫です。
先回も書きましたが、例えばこのような冷やし中華の場合。
保冷剤を5個使えば、冷蔵庫で冷やしていたくらいの冷たさで冷やし中華を食べることができます。それでいて、スープの方は55度でまぁまぁ熱々。「お風呂だったら熱くて入れないよね」っていうレベルです。
保冷剤はもっと大胆に使ってもいいんだなっていうのがわかった有意義な実験になりました。
でもご飯もので保冷剤を5個も使うと間違いなく冷やし過ぎになりますから注意してくださいませ。
《参考》実験経過
保冷剤3個パターン
《3個 / 1時間経過》
《3個 / 2時間経過》
《3個 / 3時間経過》
《3個 / 4時間経過》
《3個 / 5時間経過》
《3個 / 6時間経過》
保冷剤5個パターン
《5個 / 1時間経過》
《3個 / 2時間経過》
《3個 / 3時間経過》
《3個 / 4時間経過》
《3個 / 5時間経過》
《3個 / 6時間経過》
《3個 / 7時間経過》
以上でございます。