そうめんの最も伸びない茹で方~少しの工夫でこんなに違う!
こんにちは。
今日はそうめんネタです。
そうめんって細いせいかすぐに伸びますよね。
硬めの麺が好みの私は気が抜けないのですが、そんなそうめんでも「茹で方一つで麺の伸びが全然違う」って話をします。
ちなみに今回、3つの茹で方を試してみました。
結果は以下の通り。
この3つのそうめんは、同じタイミングで茹で始めてきっちり2分で上げてるんですが、パッと見ただけでずいぶんと違うのが分かりますね。
今回試した方法3つ
今回は3つの茹で方を試してみました。
「重曹を入れたお湯」で茹でる方法と「お酢を入れたお湯」で茹でる方法、そして「普通のお湯」で茹でる方法です。
《材料》
そうめん1束÷3
お湯×3(お湯のみ・お酢・重曹)
お酢小さじ2
重曹大さじ1
ちなみに重曹とお酢は「そうめんが伸びにくくなる」というネットの情報を鵜呑みにして採用しています(汗
使ったそうめんはこちらの手延べそうめん。長さは大体19.5cmです。
1束を3つに分けて茹でました。
お湯の量は1L、お酢は小さじ2、重曹は大さじ1の割合で入れています。
3つ同時に茹でて、茹で上がりの長さを測ります。
茹でたての長さを比べた結果
茹でたてのそうめんを水道水で洗って締め、すぐに長さを比較してみました。
ネットで見た情報では「重曹を使うと伸びにくくなる」ということだったんですが、比較してみるとこの通り。
圧倒的に伸びてます。
ちょっと意外な結果だったので、やり方がまずかったかもと思い、もう一回やり直してみたんですが・・・。
1回目よりも顕著な差がつきました。。。
これは疑いようがないですね。
今回の実験では、
最も伸びにくいのはお酢、逆に最も伸びるのは重曹
という結果になりました。
ちなみに、少し前、私はスープジャーの中にそうめんを入れっぱなしにしたらどのくらい伸びるのかを実験したことがあります。
その時は、温かい麺つゆだしの中に茹でたてのそうめんを入れて5時間以上放置したんですが、その時の長さも27cmでした。
それ以上は伸びませんでしたから、このそうめんに関しては27cm前後が限界ということになります。
今回の重曹も26cm~27cm程度まで伸びていますから、わずか2分茹でただけで限界付近まで伸びたことになります。
お湯、お酢、重曹、食感の違いは・・・
せっかく茹でたので、それぞれを食べ比べてみました。
お湯
いつものそうめんです。説明書通りの茹で時間ですから伸びているということもなく、至って普通に美味しく食べられます。
お酢
一番コシがあったように思います。単にコシがあるだけでなく、歯切れも良かったです。お酢の酸味感は全くありませんでした。
重曹
意外だったのが重曹です。
限界近くまで伸びまくっているので、口の中でクチャクチャするような不快な食感を想像していたものの、いざ食べてみるとそれなりにコシもありました。
また、見た目も若干黄色がかった色合いになり、中華麺のような風味がします。
そうめんを茹でる時に重曹を使うとラーメンみたいな麺になるという話がありますが、確かにそんなイメージです。
お酢を使う時に気を付けること
というわけで、そうめんを茹でる際にはお酢を入れるのがおすすめです。
ただし、お酢を使う時には注意点が一つあります。
それは、「最初からお酢を入れておくこと」です。
下の写真はお酢を入れるタイミングをずらして伸び具合が変わるかを実験したものです。
お酢入りのお湯できっちり2分茹でた場合と、茹で始めて1分経過した時点でお酢を入れた場合では、わずか1分の違いでもしっかりと「伸び」に差がついていました。
途中から入れた場合は、お湯のみで茹でた時と「伸び」はさほど変わりません。
というわけで、
お酢を入れる際には入れ忘れに注意しましょう
ということです。
まとめ
お酢が一番伸びなかったので、今後、そうめんを茹でる際には酢を入れようと思います。
今回、重曹がビックリするくらいに伸びていて驚きましたが、既述の通り、伸びている割には食感が残っており、これが重曹効果なのかなと思いました。
風味も中華麺のような風味になるので、今度は是非ラーメンにして食べてみたいと思います。