こんにちは。

夏も終わっていよいよ食欲の秋ですね。

「栗にサツマイモにキノコ、そういえばサンマも外せない！」などと思っている方も多いのではないでしょうか？

しかし。

夏のあの食材、食品棚にまだ眠っていたりしませんか？

我が家にはまだドンと幅を利かせています。

箱入りそうめんが・・・。

そうめん別茹でなし！ワンパンで作るそうめんパエリア

そうめんは「茹でて麺つゆで食べる」のが間違いのない食べ方です。そこに異論はありません。

が、工夫次第でアレンジも効きます。

今回は、別茹ですることなくフライパン一つでできる「そうめんアレンジメニュー」として「そうめんパエリア」をご紹介します。

ヒントはパスタパエリア

この「そうめんパエリア」は、パスタパエリアをヒントにして考えました。

パエリアといえばお米ですが、本場スペインでは、お米の代わりにパスタを使ったパエリアも人気で、「フィデウア」と呼ばれています。

材料や作り方にはいろいろなパターンがあるようですが、極細パスタを使って作ったフィデウアはパスタが湾曲してところどころ立ち上がったように見え、どことなく神秘的。

思わず見入った私が「これ、そうめんでもできるじゃろー」と試してみた結果が今回ご紹介する「そうめんパエリア」です。

今日は、「シーフードそうめんパエリア」と「そばめし風そうめんパエリア」をご紹介します。

基本の作り方

今回は「シーフード」と「そばめし風」の2種類をご紹介しますが、まずは共通する基本の作り方を解説します。

①そうめんを炒める

そうめんをフライパンにポキポキ折り入れて油で炒めます。油はサラダ油で良いですが、具材や味つけに合わせてオリーブオイルやごま油を使うと風味と気分が増します。

また、肉を使う場合は先に肉から炒めて火を通し、その後にそうめんを炒めていきます。

②具材とご飯、水、調味料を入れて混ぜる

そうめんがこんがりしてきたら残りの材料をすべて入れます。具材、ご飯、水、調味料全部です。

ご飯は生米ではなく炊いたご飯です。冷凍ご飯をレンチンしたもので充分です。そうめんを入れている関係で短時間に仕上げたいためご飯にします。

具材はすぐに火が通るものを使うようにしますが、不安な場合は水分が多いうちにフタをして蒸して火を通します。

③水分を飛ばして完成

全体が混ざったら弱火にして水分を飛ばしていきます。

この時、下にもぐっている具材をほじくり出して上に乗せるようにしておくとパエリアっぽくなります。

また、その際、箸で何か所か穴をあけておくと、早く水分が蒸発します。

フライパンの底からパチパチと音がして表面から適度に水分が飛んだら完成です。お皿に移す場合は底におこげができるまで加熱すればキレイに移しやすくなります。

パセリ、ごま、唐辛子、ネギ、などお好みのスパイスや香草などをトッピングしていただきましょう。

シーフードそうめんパエリアの作り方

メイン具材はシーフードミックス、味つけはケチャップです。

シーフードミックスから出汁が出るのでケチャップだけでも美味しくできますよ。

完成。トッピングはパセリのみじん切り、黒胡椒、あらびきガーリック（スパイス瓶）です。添え物はレモン。

そばめし風そうめんパエリアの作り方

こちらはそばめしを参考に作りました。

肉は豚ひき肉を使っていますが、火さえ通せば何の肉でも美味しくできます。

完成。トッピングは半熟卵、パセリみじん切り、ごま、一味唐辛子。半熟卵については以下のページで解説しています。

⇒レンジ40秒！半熟卵の作り方

そばめしなんだから野菜をネギとかキャベツにすればよかったと今頃思っています（汗

まとめ

以上、パエリア風のそうめん飯を2品、ご紹介しました。

基本は「そうめん＋ご飯」の組み合わせで、合わせる具材や調味料をいろいろ変えていけばバリエーションも楽しめます。

また、「そうめん＋ご飯」を土台にして、上から麻婆豆腐やキノコあんかけなどをかけても美味しいと思います。

是非お試しくださいませ。