豆腐の水切り~レンジの他に4つの水切り方法をご紹介。水切りする理由も解説!
こんにちは。
今回は、麻婆豆腐などを作る際の豆腐の水切りの仕方についてまとめます。
個人的には水切りはレンジ
私が豆腐の水切りをする際にはレンジを使います。水切りの仕方は以下の通り。
豆腐をキッチンペーパーでくるむ
キッチンペーパー2枚くらいで豆腐を包み込みます。
レンジアップ
キッチンペーパーでくるんだ豆腐をそのままレンチンします。
時間は解説する人(サイト)によっていろいろですが、1丁(320g)くらいまでなら600wで2分、500wなら3分くらいが目安になります。わからない場合は1分30秒くらいから少しずつ様子を見ながら加熱すると良いでしょう。水蒸気が立ち込め始めたら完了です。
ちなみに、600wで5分くらいレンチンしてやると、かなり水抜きできます。ただし、端の方は水分が抜けてしまって固くなってしまうので、すぐに食べる際には向きません。お弁当に入れる炒り豆腐などに使うなら逆に安心できます
レンジ以外の方法
レンジが一番おすすめですが、それ以外の水切り方法もあります。
重しを乗せる
よくあるのが皿やバットを上に乗せるという方法です。しっかり水切りしたい場合は上の皿を2枚にしたり水を張ったりします。ただし、この方法は30分以上時間がかかります。
ラップで押さえる
ラップを皿のフチにきつめに固定する方法です。下の写真は一晩冷蔵庫に置いておいた豆腐です。
この通り、しっかり水が出ています。
お湯で茹でる
沸騰したお湯の中に豆腐を5分以上入れても水切りになります。中華料理店が麻婆豆腐を作る際には、よくこの方法で水切りをしている場面を見かけますが、私はお湯の中に豆腐を入れていても水切りした気にならないので、お湯はやったことがありません。
ミックスという手もある
これは私が良くやる方法ですが、レンジで加熱して水切りした後、さらにキッチンペーパーを取り替えて皿の重しを乗っけます。
レンジでしっかり水が出ていると思いきや、この方法で試すとさらに水がにじみ出てきます。ただし、水が出れば出るほど豆腐は固くなるので、調理方法によって水切りの程度は買えた方が良いでしょう。
水切りはなぜ行う?
豆腐を水切りする理由は主に3つあります。
水分を出すことで味が決まりやすくなる
豆腐は8割~9割が水分でできていると言われます。
そんな豆腐を水切りもせずに加熱すれば、豆腐の中から少しずつ水分があふれ出ることになり、料理の味つけを薄めてしまいます。つまり味が決まりません。
また、水分は加熱しているそばから出てくるため、出てきた水分を飛ばそうと長く加熱することになり、他の食材に必要以上に火が入って食感を損ねる原因にもなります。
食中毒予防になる
豆腐をお弁当に使う場合は水抜きが特に重要になります。
食中毒を起こすような菌は水分が多い環境を好みます。お弁当に入れた豆腐から水分が出てきてしまうと、そこで菌が繁殖する可能性が高まってしまうのです。
夏場は特に水切りを念入りに行い、水分が出てこないようにしたいものです。
固くなるので調理中に崩れにくくなる
豆腐は水分を出せば出すほど固くなります。
麻婆豆腐など、豆腐投入後もしばらく具材をかき混ぜるような場合は水切りをしておけば若干でも形崩れをしにくくなります。
油跳ねを防止するため
豆腐を揚げる場合や多めの油で炒める場合は水分量が多いと油跳ねを起こして火傷の危険があります。
少しでも水分量を減らすことで、油跳ねのリスクを減少させることができます。
まとめ
基本的には、豆腐の水切りはレンジが早くて確実でおすすめです。
より確実に水切りしたい場合は、皿などの"重し"を乗せる方法もよいですが、この方法は時間がかかる上に、思った以上に水切りできてしまって「豆腐、固いなぁ・・・」となるケースもあります。
使う料理を念頭に入れたうえで 水切りするようにしましょう。