ミートソースパスタ弁当《スープジャー》お弁当パパのお弁当作り
こんにちは。
今回はミートソースのご紹介です。
ミートソースって、いろいろな材料を使って時間をかけて作る、"手間のかかる料理"というイメージなんですが、基本は炒めて煮るだけなので思うほどには難しくありません。
特に、私のようにスープジャーに入れることを前提に作る場合、保温目的で水分多めで作るので、最初にちょろっと切ったり炒めたりする以外はコンロにお任せです。
ミートソースの材料
《基本の材料》
合いびき肉 200g
玉ねぎ 1玉
にんにく ひとかけ
人参 1/2本
クミン 少々
あらごしトマト 1箱
水 200ml前後
ケチャップ 大さじ1~2
ウスターソース 大さじ1~2
砂糖 大さじ1
コンソメ 大さじ1
塩コショウ 少々
カレーパウダー 少々
ローリエ 1枚
乾燥パセリ 少々
これで4人分くらいの材料になります。
冒頭でも言ったと落ち、お弁当のスープジャーに入れる関係で水分多めに作りますが、家で食べる時にはしばらく煮込んで水分を飛ばせば、ひき肉とソースがよくなじんだコクのあるミートソースにもなります。
どの程度煮込むかによって調味料の量も変わってくるので、最初は少な目に入れて、最後に味見して調整すると失敗がありません。
ミートソースの作り方
材料を切る
ニンニク、玉ねぎ、にんじんをそれぞれみじん切りにします。
野菜と肉を炒める
みじん切りにした野菜類を先に炒め、その後にひき肉も炒めていきます。
ちなみに、うちの娘は、ひき肉を細かくしない方が食感が残っておいしいといいます。
私はついつい細かくバラバラにして炒める方なので、いつも気を付けてます。
(なくてもいいけどクミンがあれば大人の味)
私が好きなのでカレーやトマトソース系の料理にはクミンを入れています。肉を炒めて脂が出てきたタイミングでクミンを炒めてやると、甘くてスパイシーな香りが立ってクミン好きにはたまりません。
でもなくても全く問題ありません(汗
トマト缶や調味料をすべて入れる
ホールトマト(あらごしトマト)や水、調味料等すべてをこのタイミングで入れますが、この後煮込むので、最初は気持ち少な目にしておくのが良いでしょう。
煮込んだ後に味が薄ければ追加するという方法で私は作っています。
あらごしトマト1箱、水100~200ml、ケチャップ大さじ1~2、ウスターソース大さじ1~2、砂糖大さじ1、コンソメ大さじ1、塩コショウ少々、カレーパウダー少々、ローリエ1枚、乾燥パセリ少々
好みの加減まで煮込んで完成
調味料を全部入れた段階で食べることもできますが、その段階だと作り始めてまだ10分程度。
当然、味のなじみは今一つですから、そこから10分15分と煮込みます。適度に水分が飛んで味が濃縮されてくるにつれて味もなじんできます。
ちなみに、プロが作るミートソースは、野菜を炒める段階で10分、20分と時間をかけて甘味を引き出していきますし、煮込みもブーケガルニを使ったり赤ワインを使ったりします。
なので、私が日頃作っているミートソースとは似て非なるものではあるんですが、これはこれで家族にも好評なのでよしとしています(笑
パスタもお弁当仕様にする
パスタを茹でる
パスタを茹でる時にいつも気になるのが塩の量です。
私が若かりし頃、関西にある某大手料理学校のイタリアンの先生が言っていたのが、「海水を目安に」というものでした。
海水の塩分濃度は3.5%。実際にそれと同じ3%程度にすると結構な塩辛さになります。多分、海水というのはモノの例えで、「塩をしっかり効かせよ」ということだったのかなぁと今では思っています。
では実際にどのくらいの塩加減かというと、1%~2%というレシピが多いようです。
- 1%⇒1Lにつき小さじ2(10g)
- 2%⇒1Lにつき小さじ4(20g)
ザルにあげ流水で締める
パスタが茹で上がったらザルに上げてそのまま水道水で締めます。茹で上がったパスタを流水に当てずにそのまま弁当箱に詰めたら伸び放題、くっつき放題になってしまいます。
パスタ表面の水分を取る
パスタ表面に水分が残っていたら、パスタはそれを吸ってさらにふやけてしまうので、できるだけ水分を取ります。キッチンペーパー越しにパスタを掴んでは離し、また掴んでは離しを繰り返しているとパスタの表面に残っている水分が取れます。
オリーブオイルをまぶす
パスタ同士がくっつくのを防止するためにオリーブオイルで麺をコーティングしてやります。ドライパセリは風味と彩りのためにまぶします。嫌いなら不要です。
よく混ぜて完成
パスタ表面がオリーブオイルでテカりが出ていればくっつきません。
我が家ではパスタ弁当も人気
このパスタ弁当の記事はこちら⇒スープジャーミートソース弁当の作り方と詰め方
あたたかいミートソースにつけて食べれるので、娘たちにはとても好評です。
「パスタが伸びるんじゃないの」という人もいると思いますが、茹でた後に水で締めてさらに大ざっぱにでも水分を拭き取ってやればそこまでひどくは伸びません。
感じとしてはコンビニに売っているパスタのような感じです。茹でたてのアルデンテというわけにはいきませんが、お弁当のバリエーションとしては十分「アリ」な一品です。