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卒業。最後のお弁当~海苔で作るメッセージ~お弁当パパのお弁当作り

kuratabaお弁当パパ

こんにちは。

いよいよこの時がやってきました。卒業。

今年の3月、次女は高校を卒業します。
先日、そんな次女に最後のお弁当を作りました。

どんなお弁当を作ろうかといろいろ考えましたが、シンプルに正直な気持ちを伝えるお弁当にしました。

さみしーっ!

お弁当メニュー

  • 俵おむすび
  • とんかつ
  • 卵焼き
  • ブロッコリーの白だし漬け
  • 人参明太子
  • チーズちくわ
  • ハム
  • ミニトマト

ミニトマトを除いては次女が喜ぶメニューばかりです。

お弁当の作り方レシピ

海苔メッセージの作り方

まずは元になるメッセージをワードで作り、印刷します。

今回、私はWordの「UDデジタル教科書体」というフォントの「62サイズ」で作りました。

ワードで作ったメッセージを紙に印刷し、味付け海苔の大きさにザクっと切ってから、海苔に紙を重ね合わせ、文字の輪郭をはさみで切り取っていきます。

ちなみに、メッセージは5文字以内で何パターンか考えました。

感謝の言葉にするか、エールにするか、いろいろ悩みましたが、今まで娘たちには正直な気持ちを伝えるようにしてきたので、最後も正直に「さみしーっ」にしました。正確には「さみしーっ(涙」としたかったんですが・・・。

はさみはキャラ弁用のミニはさみを使いました。100均で売っている、眉毛を切る用のものでも良いと思います。

おむすびは100均で売っている俵結び用の型枠を使いました。簡単に同じ大きさに成形できます。

ご飯を入れて、具を入れて・・・。

最後に海苔を巻いたら完成です。これをお弁当箱に立てて詰め、海苔メッセージを乗せます。

乗せる時は箸やピンセットを使うとやりやすいです。

とんかつ

次女は数日後に第一志望の受験を控えているので、メインのおかずはゲン担ぎでとんかつにしました。

お弁当に入るサイズが良いので、お肉は焼肉用の肉を使います。少しお高いですが、程よく脂身があって冷めても柔らかい豚肩ロースを買いました。

作り方は普通です(笑

  1. 脂身のところに切り込みを入れる(縮み対策)
  2. 塩コショウする
  3. 小麦粉⇒溶き卵⇒パン粉の順に衣をつける
  4. 揚げる

揚げるというより揚げ焼き
揚げるというより揚げ焼き

卵焼き

卵焼きは次女の好みでいつもだし巻きを作っています。今回も白だしを効かせただし巻き卵です。

材料は以下の通り。

  • 卵2個
  • 白だし小さじ1
  • 水大さじ1
  • 砂糖大さじ1/2

これをよく溶いて卵焼き器に流し入れ、普通に卵焼きを作った後、巻きすで巻きます。

人参明太子

細切りにした人参を明太子と一緒にサラダ油で炒め、最後に少量の麺つゆで味を調えたら完成です。

チーズちくわ

ちくわの中にスモークチーズを入れて切ったら完成です。ちくわを少しだけレンチンして柔らかくすると、チーズを入れやすくなります。

ブロッコリーの白だし漬け

塩ゆでしたブロッコリーを、白だし大さじ1、水100mlで作った漬け汁に一晩漬けたら完成です。

菜の花みたいですが、これは自家製ブロッコリーです。
菜の花みたいですが、これは自家製ブロッコリーです。

最後のお弁当のおかずたち

お弁当の詰め方

おむすびは縦に5個詰めます。

とんかつは横置きでソースをかけながら詰めていきます。

卵焼きは薄めに切ったものを横置きにして上げ底にしてから詰めます。

ブロッコリーと人参はシリコンカップを使って詰めます。

これはチーズちくわ。2弾重ねで高さ的にはちょうどよい加減になります。

これはハム。薄切りのものを使えば丸く折りたたんで詰めることができます。

そしてミニトマト。

最後に海苔で作ったメッセージを乗せたら完成です。

完成。

食べた感想

次女
「おいしかったよ。あのな、期待してたらいけんから言っとくけどな、"今までお弁当作ってくれてありがとー"的なのはないけんな。」

パパ
「期待しとらんわいっ!」

というわけで、最後のお弁当も実にあっさりとした感想で終わったのでした(笑

でも、お弁当作りを通して娘たちとはたくさんの思い出を共有できました。将来、娘たちが自分の家族にお弁当を作ることがあれば、おそらく、中、高と食べ続けた"パパ弁"を思い出してくれることでしょう。

かくいう私も、8年間に及ぶお弁当作りの思い出話をこれからたくさんするに違いありません。

私にとって、お弁当作りは思い出作りです。私が作った数多のお弁当たちは、今度は思い出に姿を変えて私たちの心に残り続けていくんだと思います。

がんばってよかった!

お弁当はこれからも作りますよ、嫁さんに(笑
お弁当はこれからも作りますよ、嫁さんに(笑

お弁当パパ

2016年、娘の中学入学をきっかけにお弁当を作り始めました。倉敷市在住。50歳界隈のお弁当パパです。

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