こんにちは。地域情報Webライターのクリア水です。

今回は高宮駅の近くの高台の歴史的な邸宅で、贅沢なアフタヌーンティがいただけると聞いて行ってきました。その名も「高宮庭園茶寮」です。

場所は福岡市南区高宮、西鉄高宮駅から徒歩5分くらいの高台あります。入り口から徒歩だとかなり登るので、エレベーターもありますよ。私は自動車で上まで行きました。お屋敷の前に駐車場もあります。

着いただけで感激するほどの広いお屋敷です。

高宮駅のすぐ近くにこんな静かな場所があったとは！知りませんでした。

中に入ってみます。

うわあ、なんて素敵なお庭。このお庭を見ながらアフタヌーンティをいただけるなんて。心が躍ります。

◆茶宴（アフタヌーンティ）4,200円（平日）

運ばれてきた時のワクワク感はすごいです。このお屋敷の優雅な雰囲気に「ワクワク」という言葉は合わないけど、ワクワクします。

一番下の段は、甘くないお食事的なものです。

いなり寿司、さつま揚げ、山葵、合鴨ロース、にしんの昆布巻き、呉豆腐、生姜の佃煮。九州各地の素材を厳選しているそうですよ。

このおいなりさんが、すごく人気があるんですって。お庭を見ながら心を込めた一つ一つのお料理をいただく。優雅な時間が流れます。

次は甘いものをいただこう。

リンゴの薩摩芋きんとん、りんごの羊羹、りんごバターマカロン、焼きリンゴ、林檎と和紅茶のジュレ、苺大福、ほうじ茶ショコラ、黒糖サブレ、木苺の浮島　です。

きんとんが載っている下のものはなんだろうと思ったら意外と硬く、陶器の座布団みたいなものでした。りんごのきんとんって初めていただいたのですが、甘酸っぱくてとても美味しいです。

どれもこれも、とても丁寧に作られているのが一口食べただけでよくわかります。

プラスで別皿に季節の一皿で煎茶のカレがついています。

中に黒いお豆も入っています。

お茶

お茶は浅煎りほうじ茶、八女茶、宇治茶、知覧茶、和紅茶、季節のおすすめ2種、コーヒー、エスプレッソ、カフェラテ　です。季節のお茶はこの日はアールグレイとピーチのお茶でした。

この中から飲み放題です。頼んだら持ってきてくださいます。

せっかくなのでたくさんいただきたい！とお茶全種類制覇を目指して高ピッチでいただきましたよ。この優雅な邸宅に合わないチャレンジをしてしまったのですが（笑）結果は大満足。

お茶の種類によってお湯の温度を変えてピッタリの温度で出してくださるので、それも楽しめました。

お茶は茶釜で炊いたお湯で入れてくれるんですよ。その様子を見ているのも楽しいです。

最後はコーヒーで締めました。

今日いただいたメニュー

◆その他のメニュー

◆旧高宮貝島住宅　高宮南緑地

今回アフタヌーンティをいただいた「高宮庭園茶寮」は、旧高宮開島住宅高宮南緑地にあります。ここは麻生・安川とともに「筑豊御三家」と称された貝島太助氏の弟、貝島嘉蔵氏の邸宅なんですって。大正4年に直方市に建造され、昭和2年高宮に移築されました。平成29年福岡市登録文化財に登録されています。

別の部屋も少し見にいってみました。

こんな長い廊下は、映画やドラマでしか見たことがありません。歴史を感じます。

こんな100年の歴史を持つ美しい歴史的大邸宅で、心のこもったアフタヌーンティを優雅にいただけるなんて、感動してしまいます。

結婚式などもできるようですよ。

「毎月2000円くらいの『高宮庭園茶寮積立』をして、たまにこの優雅な時間を過ごしに来たいね」なんて話しながら帰りました。

「高宮庭園茶寮」には、古き良き時代の風情が流れています。100年の歴史を持つ広い邸宅で、優雅な時間をすごしに、是非一度足を運んでみてはいかがですか？

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