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美味しいドリップコーヒーを自宅で淹れたい!という人に、今一番おすすめのコスパ最強電気ケトル。

栗田有眞 / ORIFFEEコーヒーライフクリエイター

コーヒーを淹れるとき、どんなケトルを使ってますか?

一口にケトルと言っても、昔ながらの "やかん" と呼ばれるものから、ティファールのように急速に沸騰させることが使命なものまで多岐にわたります。

では、コーヒーを美味しく淹れるにはどんなケトルが適してるのでしょうか。よく言われるのが「ドリップケトル」です。名前からも分かる通り、ドリップするために使われるケトルのこと。他の比ではないほど細く、長いノズルが特徴的です。

つまり細く注ぐことができるドリップケトルは、コーヒーとお湯を丁寧に混ぜ合わせて、美味しい成分を引き出すのに最適と言えます。

そしてプラスαとして、この機能があるといい!というのが「1度単位での温度調節」機能。お湯の温度に敏感なコーヒー豆は、僕の場合88~92度で淹れると美味しく淹れられます。

そこでこの記事では、 ①細く注げて②1度単位での温度調節できるドリップケトルの中から、山善のドリップケトルをご紹介します。6~7,000円と良心的な価格ながらも注ぎやすく、1度単位で温度調節できる優れもの。

本格的に自宅でドリップしたい!という人は、ぜひ参考にしてみてください。

コーヒースタンドでも使われる山善のドリップケトル

こちらが今回紹介したい山善のドリップケトル。今ではコーヒースタンドでもよく見かけるようになりました。電気ドリップケトルの価格はピンキリですが、1万円以下ながらお店に顔を並べるのは改めてすごい、、。

カラー展開は「ホワイト」と「ブラック」、そして少し高くはなってしまいますが「カパー」の3種類。

なお僕が今レビューしているのは第2世代のタイプだそうで、実は2020年末に第3世代が登場していました!機能的にはほぼ変わらず、見た目のみ変更されたようです。ほぼ好みの問題ですね。

実際に注いでみるとこんな感じ

細いノズルで注いでみるとこんな感じです。細く注ぐことも可能だし、勢いよく太く注ぐこともできます。なのでドリップ後半で勢いよく攪拌したい!なんて時も、十分活躍してくれました。

操作方法は至ってシンプル

基本的に使うボタンは「+」「-」を使った「1度単位での温度調節」と、その温度を保つための「保温」ボタンです。ケトルをセットすると自動で電源がオンになるので、僕の場合92度に設定し、適温になると注ぎ始めます。

またドリップケトルを電源ベースに戻した後もその温度を保ちたいので、すぐに保温ボタンを押す──という流れを繰り返します。

ただここで少し気になったのが、保温の精度。少し正確性に欠ける印象を受けました。例えば92度に設定した場合、保温すると94度になってることも。

なので温度を正確に保ちたいという人には、ブログでも以前紹介した Brewista や FELLOW などのハイエンドケトルが向いてるかと思います。ここは価格とのトレードオフですね。

まとめ:初めての一台におすすめのドリップケトル

こんな感じで山善のドリップケトルを紹介してみました。本格的なコーヒーを淹れるためにハイエンドな器具を揃えたい人からすると、保温中の温度のブレは気になる点かと思います。

とはいえ注ぎ心地を筆頭に、デザインや沸騰スピードもかなり好印象。なので、お家カフェを始めるための最初の一台にはすごくおすすめだと思います。気になる人はぜひチェックしてみてください。

▼ブログ『ORIFFEE』でオリジナル記事を読む

【レビュー】一万円以下で全部入り?”コスパ最強” で噂の山善のドリップケトルを使ってみた。

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コーヒーライフクリエイター

月間5万人のコーヒー好きが読むレビューメディア『ORIFFEE (オリフィー)』を運営。普段はフリーフォトグラファー&ライター (https://yumakurita.jp/) として活動しています。coffee | lifestyle | interior | 毎日が楽しくなるコーヒーライフをお届け。

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