今回は、そば処常念の後に、「喫茶 常念」がオープンしていると噂を聞きつけ訪れてみました。長年営業をされていたそば処 常念は、2020年6月に閉店。

その後、お孫さんが少しづつ喫茶をできるようにと準備をしてきたそうです。

お店の一角では、古道具屋今市もオープンしています。

それでは、早速「喫茶 常念」を見ていきましょう。

古民家カフェ「喫茶 常念」

昔ながらの落ち着いた雰囲気の「喫茶 常念」。

39年ほど営業をされていたそば処常念の建物がそのまま利用されています。

お庭も日本庭園になっています。

歴史が感じられますね。

敷地内には真田家の美術館も。

飯沼美術館は、元々そば処 常念の店主さんが集めた美術品だそうです。真田家の宝物や信州に由来がある品々が飾られています。

伺ったときは、真田家の宝物を上田の方の美術館に貸し出してしまっており、あんまり物がないと伺いました。

入り口も印象的ですね。

そば処 常念さんの公式サイトには幕末旧家と書いてあります。

歴史のある建物なのですね。

古民家カフェ「喫茶 常念」の店内

ドアを開けて潜ると、素敵な雰囲気が登場。

古民家らしい広々とした入り口です。

左手に店内に入ると、こちらも歴史ある感じ。

大きな古時計がカッコ良いですね。

窓際にも机が並んでいます。

大きな窓から入る日差しが気持ち良い日。

春の近づきを感じる良い天気です。

ゆったりとしたソファの席も用意。

タンスも時代を感じさせてくれますね。

古民家カフェ「喫茶 常念」のメニュー

それでは、古民家カフェ「喫茶 常念」のメニューを見ていきましょう。

珈琲は近くの珈琲工房azuさんのブレンド。カモミール豆乳も気になりますね。

スイーツはガトーショコラ・チーズケーキ・ビスケット。

カフェオレとチーズケーキなんかも美味しそう。

ランチには、蕎麦粉のガレット。スープとサラダが付いてきます。

この日は残念ながら、たくさんの来店があり、蕎麦粉のガレットがひとまわり小さくしか作れないとのことで。

バゲットなどをつけるのでよろしいですか？と丁寧に伺ってくださいました。

もちろん食べてみたかったので、そのまま注文しました。

古民家カフェ「喫茶 常念」のガレットを実食

まずは、スープを持ってきてくれました。

優しい野菜の味が体に染み入る。

美味しいポタージュです。

天気が良いのでのんびりと待ちます。

古民家の縁側にいるみたいで気持ちが良いです。

こちらが蕎麦粉のガレット。

通常はバゲットは付いていないはず。

ひとまわり小さいと伺いましたが、これでもまあまあのサイズ。

サラダも色が鮮やか。

安曇野の地元野菜は本当に味わい深くて美味しいです。

シンプルなガレットですが、平飼いの卵がぷるっとして美味しそうです。

これを崩して、ガレットと一緒に食べる！

想像しただけでも堪りませんね。

バターの香りが良いバゲット。

カリッと焼かれていてとても美味しいです

食べ終わってゆっくりとしていると、店主さんがお話にきてくれたので、お店の経緯を伺いました。

そば処常念をやられていた方のお孫さんにあたる方が喫茶をオープン。

併設した「古道具 今市」にくるお客さんにもゆっくりとして欲しいからと始めたそうです。

これからは、定期的にオープンできればと考えていらっしゃいます。

併設の「古道具 今市」とは

お店の奥には、「古道具 今市」がオープンしています。昔ながらの机や棚、椅子などが置かれています。

実は外に倉庫もあるとのことで、帰りがけに覗かせていただきました。

倉庫には、いろんなものが置かれています。

カゴはいろんなサイズがありました。

お花を飾る三角形のものなんかも素敵。

糸巻きや時計なんかも。

田舎に行くとこんな感じの時計があったなと思い出しました。

古道具って、いろんな想いが詰まっていそう。

きれいにすれば、まだまだ使えるものが多いのも魅力ですね。

ここにいると歴史をタイムスリップした気分になりそうです。

古民家カフェ「喫茶 常念」の店舗情報

ゆったりとした時間を過ごすのにおすすめの「喫茶 常念」。毎月1日〜7日のオープンに加え、3月は、毎週月・火・土・日とオープンをされるそうです。

営業時間は12:00〜18:00なので、午後のお茶タイムにもおすすめ。

最新の営業情報は公式インスタグラムで確認ができます。