100均セリアで購入できる、ウィリアム・モリス「A4コラージュペーパー」を使用した、簡単に作れる「紙袋」をご紹介します。

「モダンデザインの父」と呼ばれる、19世紀イギリスのデザイナー「ウィリアム・モリス」。長年にわたり愛されているデザインを、目にされたことがある方も多いのではないでしょうか。

セリアでは今、ウィリアム・モリスとのコラボ商品、第2弾が発売中。第1弾は2021年11月頃に発売され、完売続出の大人気商品となりました。(第2弾も完売商品が相次ぎました。現在は再入荷されている商品もありますが、店頭に並ぶまでお時間がかかってしまう商品もあるようです。10月下旬の現時点では、店頭で見かけることも多くなってきた印象です。)

それでは早速「A4コラージュペーパー」の柄の雰囲気や、JANコード、紙袋の作り方をお届けします。

A4コラージュペーパー

3つのデザインが各6枚ずつ、計18枚という驚きのコスパ。1枚1枚が美しく、1つ持っておくと色々と使えそうです。

• 「Cray」クレイ

1884年。「クレイ」とは、かつてモリス一家が暮らしていた、レッドハウスの周辺を流れる川の名前。大きな花の背景に散りばめられた小花によって、奥行きのある流れるようなデザインに。刻々と変化する川の流れのような、美しいパターンデザイン。

※レッドハウスとは、その名のとおり赤いレンガの建物で、モリスが新婚生活を送るために建てた自邸。その外観や内装の美しさから、「世界で最も美しい家」と呼ばれた。

• 「Fruit」フルーツ

1864年。たわわに実った柑橘や柘榴の果実が、右斜め方向に流れるように配置され、隣接する葉が絡み合う複雑なデザイン。

• 「Strawberry Thief」いちご泥棒

1883年。モリスの別荘の庭のいちごを、小鳥がついばむ姿が描かれている。大変手間のかかるインディゴ抜染技法で、多色プリントを実現した最初のテキスタイルデザイン。

紙袋の作り方

A4のコラージュペーパーを、1枚用意して

真ん中で切って、半分のサイズにします。

お好きな方を1枚、紙のはしっこが真ん中で7mm程、重なるように折って

こんな風に重なっていればOK!

重なった部分が上側の方を開いて、はしっこに両面テープを貼ります。こちらの両面テープは5mm幅なので、重なる部分を7mm程にしました。※使用する両面テープの幅よりも、少し余裕をもたせて重ねると、貼り合わせた際にテープがはみ出ないので失敗しません。

両面テープの剥離紙を剥がして

元に戻すように、貼り合わせます。

こんな風に筒状になっていればOK!　両面テープがはみ出していると、ここで内側がくっついてしまっている可能性があります。

下を20mm程で折り返して

少し開いて

左右のはしっこが三角になるように、折ります。

真ん中の線を7mmくらい超えるように折って

下も同じように折ります。

開いて、5か所に両面テープを貼って…　

両面テープの剝離紙を剥がし

まずは上から、折りたたむように貼り合わせ

下も折って貼り合わせます。

左右のはしっこを10mm程で折って

袋を開いて、左右の折り目をM字になるように整えます。

こんな感じになっていれば大成功！

袋のマチを広くしたい場合

下を折る際に、40ｍｍ程で折ってみると…

左が20ｍｍで折ったもの、右が40ｍｍで折ったものです。

マチは広くなりますが、折った分だけ高さは低く、横幅は狭くなります。

3柄で作ってみましたが、どの柄もステキ

今回の作り方は、1枚のコラージュペーパーを半分に切って作ることで、2つの紙袋ができます。簡単にできますので、お好みの柄で作ってみてくださいね(^^)/

他にもセリアのウィリアム・モリス記事を公開しています。よろしければそちらもご覧ください。※全て私のページにとびます。

1. ウィリアム・モリス　マスキングテープの使い方
2. ウィリアム・モリス　デザインペーパーの使い方
3. ウィリアム・モリス　コラージュペーパーの使い方

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