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【コーヒーモクテル】近未来的コーヒーの楽しみ方を経験してきました!

くろにゃんホテルが好きなグルメライター

近年、日本にはコーヒースタンドが増殖。ノンアルコールカクテル(モクテル)も登場して、外で飲めるドリンクの種類が豊富になり、クオリティーの幅も出てきました。

そんな中、まるでバーでコーヒーを飲んでいるような、コーヒーをカクテルのように楽しめるお店「Lonich,(ロニック)」が東京・蔵前にオープン。すごいコーヒー体験をしてきたのでご紹介します。

Lonich,

「Lonich,(ロニック)」は、2023年4月21日に東京・蔵前にあるビルの1Fにひっそりとオープン。目立つ看板も設置していません。

朝8:00からオープン。入口のエリアでは14種のコーヒーをスタンディングまたはテイクアウトで楽しめます。

コーヒー豆の入っている瓶はまるで薬瓶のようですね。

そして奥の部屋はまるで科学の実験室のよう。無機質の中に赤がアクセントのスタイリッシュな空間です。

こちらで、クリエイティブなコーヒーモクテルのコースをいただきました。

コースは3種

A.1年を六期に分けた季節のコース 3,500円

B.中国茶とコーヒーのアイコニックなコース 4,500円

C.中南米4カ国の豆(ゲイシャ)使ったコース 8,500円

コースはいずれも4杯のコーヒーモクテルと1つのフードのセットです。

今回はBをいただきました。

中国茶とコーヒーのアイコニックなコース

最初のコーヒーモクテルは、プーアール茶を濃縮エスプレッソで香りづけ、お茶とコーヒーを掛け合わせたもの。

最初のコーヒーモクテル
最初のコーヒーモクテル

濃縮エスプレッソとは、冷凍して抽出したエスプレッソの濃い部分です。お茶なのですが、鼻腔にコーヒーの香り広がりました。

エスプレッソは、まるで居酒屋さんのビールサーバーのように卓上で注がれます。

2番目のコーヒーモクテルは、しぼったレモンとベルガモットに生豆を浸して発酵させる過程を経たコーヒー豆から抽出したエスプレッソに、カシスと和三盆を加えたもの。コーヒー本来の酸味とフルーティーさを引き出したということです。

2つ目のコーヒーモクテルとペアリングのクリームチーズ
2つ目のコーヒーモクテルとペアリングのクリームチーズ

ローズシロップをかけたクリームチーズとペアリングをしていただきました。酸味・塩味・甘味を堪能します。うっとり。

3つめのコーヒーモクテル。先ほどのペアリングフードも引き続き。
3つめのコーヒーモクテル。先ほどのペアリングフードも引き続き。

そして、糖度と濃度を上げたカスタムミルクに、エスプレッソよりもさらに濃厚な抽出コーヒーを合わせた3番目のコーヒーモクテル。

これが超絶おいしい!

チョコレートのようなコクと甘味があるダークローストのエスプレッソに、和三盆を加えた濃厚なミルクが合わさると、それはもうドルチェ!

カカオ分90%を超えるチョコレートを削りかけ、とろみと甘味、ほろ苦さ。このコーヒーモクテルのトリコになってしまいました。

最後のコーヒーモクテル
最後のコーヒーモクテル

最後のモクテルは、ヨーグルトウォッシュの製法にてコーヒーのロースト感と色味を抜いたものに、ノンアルコールのジンとエルダーシロップを合わせたもの。

すっきりとした味わいながら、コースの余韻が楽しめる味わいで、この構成は正解だと思いました。

おわりに

こちらのコースで、コーヒーと中国茶の融合、コーヒーモクテルの奥深さを経験。まるでワインを吟味するように楽しめました。

一切アルコールは入っていないのに、ちょっと酔ってしまったような高揚感さえ感じました。

コーヒータイムのほか、お食事の前にもおすすめです。コーヒーが苦手な方にもぜひチャレンジしてもらいたい!

6月にはテレビで紹介されるそうなので、気になる方はお早めに予約を。(仕込みの都合で前日までの要予約)

Lonich,(ロニック)
東京都台東区蔵前1-7-4
8:00〜19:00(土日祝9:00〜)
※60分コース(滞在時間75分)

詳細・予約は公式インスタグラムまで(外部リンク)

Instagramでは流れのわかる動画を交えて解説しています。
くろにゃんの孤高のグルメ旅(外部リンク)

ホテルが好きなグルメライター

ラグジュアリーで非日常な空間が好き。関西と東京の2拠点生活。地方や海外へも身軽に出かけます。ホテルステイや食べ歩きを20年以上続けていて、ブログ「くろにゃんの孤高のグルメ旅」を運営。またインスタグラムなどのSNSでも日々の活動を発信しています。ホテルとグルメに関することをメインにさまざまな情報をお伝えします。好みの合う方は、ぜひフォローしてくださいね!

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