5年連続ミシュラン一つ星を獲得している「うしごろ」グループのブランドのひとつ、焼肉と和酒の「うしごろ 貫」。

本店は恵比寿にあり、今回は五反田店にて、2023年6月1日から2023年8月31日までの期間限定でいただける夏季限定のメニューをレポートします。

季節コース

「季節コース」は和のテイストと季節感を感じるコース仕立ての焼肉。

まずはとうもろこしの冷たいスープからスタート。焼きとうもろこしが香ばしい。涼し気な器には、青もみじが添えられ、コーンスプラウトやペンタスをあしらっていておしゃれ。これはただの焼肉屋さんではなさそう。

前菜の盛り合わせは、焼肉屋さんでよくあるキムチやナムルではなく見た目に鮮やか。

ゴマ油と醤油で味付けられた黒きくらげ、オクラのあえもの、そして真ん中にあるのはナスの青山椒のナムル。

ヒリヒリとした刺激と清涼感がある青山椒のたれをまとわせたナスが甘くてとてもおいしい。これは新メニューだそうです。

次に一口サイズのシャリに炙った和牛をのせた肉寿司が登場。すっきりとした脂で食べやすく、スルリと胃の中に消えていきました。

新メニュー　木の芽と実山椒の和牛ユッケ

新メニューノユッケは、厳選された和牛の赤身に旬の実山椒と木の芽をあしらい、卵黄をのせた逸品。赤身肉のみなので上質な味わい。

焼肉はタンからスタート。ガス火のロースターでセルフ焼肉。

厚切りのハラミは焼くのに時間がかかるので、一緒に焼きました。

うしごろ名物の「極みのタン」は、塩とゴマ油で下味がついていて、レモンを絞るのみでいただきます。ぷりぷりじゅわっと、おいしい～。

「厚切りハラミ」は肉の繊維の向きを考えてカットしてあり、かみ切りやすい。お肉のうまみ最高。ジューシーでおいしい！

「シャトーブリアン」は高級な希少部位。台無しにならないようにお店の方が焼いてくれました（笑）

弱火でじっくり焼かれた結果、これくらいのレアな感じがおすすめとのこと。じわる～、おいしい～！

厚めのシャトーブリアンがついていてこのお値段とは（後ほど記載）、このお店、コスパがいいなぁ。

本日のサラダはチョレギサラダでした。野菜がシャキッと申し分なし。

網も変えてもらって、リブ芯をおろしポン酢で。さっぱりと良い感じ。

新メニュー　貫 特製　レバニラ

信州みそベースのタレづけのレバーを焼いて、ニラキムチをのせていただくスタイルです。

十分に加熱していただきます。新鮮だからか、レバー特有のくさみがなく、ピリ辛のニラキムチが好相性にて超おいしい！私は実はレバーが得意ではないのですが、これはそんなことを忘れてしまうほどのおいしさ。

そして極上のヒレとミスジが登場。見るからに良いお肉ですよね。

どちらもタレでいただきました。はぁ、満足。ご飯ください。

柔らかでしなやかなお肉をたっぷり満喫。A5の和牛なので間違いなしです。

めっちゃ真っ赤！いかにも辛そうですが、この辛さなら私ギリギリＯＫです。卵でとじてあるので、辛さの中にまろやかさもあり。

いよいよクライマックスです。こちらはお店の方が焼いてくれました。

滑らせるように焼くこの技は、さすがという感じ。

脂ののった極上ロース肉に茄子のキムチが優しい甘辛さで味も定まり、食感はとろりと。絶品！焼肉とキムチの相性は間違いなしです。

新メニュー　檸檬（レモン）冷麺

岩手県から取り寄せたというコシのある冷麺に、和出汁とたっぷりの生レモンを合わせてありさっぱり。ビビンバも好きですが、夏の〆は冷麺がいいなぁ。

さらにデザートつき。4つの中から選べ、「煎茶のクリームあんみつ」をチョイス。煎茶のゼリーと水羊羹の下にアイスクリーム。抹茶ソース添えで、見た目も味も良し。

ほかの３つは、超なめらかプリン、とろ～り杏仁豆腐、手焼き最中の和風アイスクリームと、こちらも気になります。

以上で16品、おなかいっぱい。大満足。

A5和牛の焼肉のコースが税込10,000円とはお値打ちではありませんか？

和酒と焼肉が楽しめるお店

「うしごろ貫」は、日本酒や焼酎などの和酒とともに焼肉を楽しめるとあって、和酒の品ぞろえが豊富。

お好きな方はぜひご一緒に。

すっきりとした高級感のある店内

テーブル席を中心に、暖簾で仕切られた半個室はおしゃれで感じが良い。

別途料金がかかりますが個室もあるそう。というわけで、デートや接待にもおすすめです。

取材協力：株式会社サング