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【神戸・六甲道】40年のベテラン大将が握る極上の鮨と料理。高級食材を惜しげもなく使ってコスパ最高!

くろにゃんホテルが好きなグルメライター

神戸・六甲道、山手幹線沿いに昨年オープンした「鮨 文也(すし ふみや)」。大将は、東京で28年、香港やシンガポールなど海外で約10年、合わせて約40年の経験を持つ超ベテラン。その経験がものを言うおいしい本格的なお鮨と華やかな料理とコスパに大満足!ぜひチェックしてください。

全国より集めた旬の素材を握る鮨

ベテラン大将は、流れる様に美しくスピーディーに鮨を握られます。砂糖を使わず、熟成させていない白っぽい赤酢で作ったシャリ。全国の産地からおいしい季節のネタ。

ネタケースを見ればそのお店のクオリティがわかります。

青森・小泊(こどまり)産の天然マグロ中トロ

順不同ですが、一番感動したお鮨はこちら。天然ものの細かいサシ入り、上品な中トロです。あったかいシャリにうまみが溶けてうっとり。

熊本・天草産のコハダ

酢締めしているのか?していないのか?酸が強くなく、臭みもなく、親しみやすい味。ほんのりと柚子が香ります。身の細いところなので2階建て。

穴子 梅肉のせ

あったかい穴子が口の中でとろりととけます。甘さは梅肉から!

鮨は金目鯛から始まり、漬けまぐろ、赤貝、北海道・礼文島のウニなどもいただきました。いずれも端正で本格的な味わい。

最後の鮨は海鮮巻きです。握りでは出なかったイカや海老なども入っていました。

豪華な料理

お料理もたくさん出てきて、いずれも逸品ぞろい。食材が豪華でぜいたくで、見た目も華やかでうれしくなります。

蒸し鮑(アワビ)の天ぷら

2時間半じっくり蒸しあげたむっちりとしたアワビを衣がサクサクの天ぷらに。肝ソースをつけていただきます。おいしくて泣きそう!

とろたくのズワイガニ・イクラのせ

サクサクに揚げられた海苔の天ぷらに、たっぷりのズワイガニとイクラ、とろたくをのせていただきます。これすごい!

穴子の白焼き

脂ののった穴子を白焼きにして、皮目がさっくり。たっぷりのわさびをつけて酢橘をしぼっていただきました。。脂とわさびってなんでこんなに合うのでしょう?真ん中の黒いものはスモモの白ワイン漬けでプルーンのような味わいです。この組み合わせの妙!

帆立の海苔巻き

帆立の漬けを焼いたものが2個も入った手巻き。アツアツなのを手渡しです。帆立がたっぷり味わえて大満足。

一番最初に出てきたのが「タコの桜煮」。和歌山・紀州のカツオはネギマルとポン酢で。「海鮮真丈の土佐酢あんかけ」。

箸休めに「自家製ゴボウの甘酢漬け」。あ、そうそうガリが甘めでドストライクの味と食感で、私にしては珍しくたっぷりいただきました。

茶碗蒸しには、穴子・ゆり根・しいたけ入り。おだしとしいたけの香りがGOOD。

「ノドグロとウニのリゾット」は、ウニのリゾットの上に焼いたノドグロのせ。このころにはおなかがいっぱいだったけれどおいしすぎて完食。

そしてこの日の魚のアラでだしをとった濃厚なお味噌汁と、海老のすり身入りのプリンのような玉子焼き。

デザートはモナカに自家製のあんこと抹茶アイス。盛り付けが新しい?

レアな日本酒

一般には販売されていないレアな日本酒をいただきました。「黒龍クリスタルドラゴン」がふくよかな味わいで大変好みでした。

おわりに

究極の握り、豪華な食材が使われ気の利いた料理。華やかでうれしいおまかせコースでした。

鮨おまかせコース8,000円、11,000円、15,000円(税別)

これだけの内容だと東京なら3万円はすると思いますが、なんと半額以下で楽しめます。居酒屋さんで食べたとして、と換算してもお得すぎます。おすすめです。行ってみたい方はぜひ!

鮨 文也(スシ フミヤ)
兵庫県神戸市灘区高徳町4-1-16 グランディア六甲LEGEND 1F
078-862-5253
※完全予約制
公式アカウント(インスタグラム)

取材協力:鮨 文也

ホテルが好きなグルメライター

ラグジュアリーで非日常な空間が好き。関西と東京の2拠点生活。地方や海外へも身軽に出かけます。ホテルステイや食べ歩きを20年以上続けていて、ブログ「くろにゃんの孤高のグルメ旅」を運営。またインスタグラムなどのSNSでも日々の活動を発信しています。ホテルとグルメに関することをメインにさまざまな情報をお伝えします。好みの合う方は、ぜひフォローしてくださいね!

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