「串揚げキッチン だん 心斎橋店」は、ミシュランガイドで1つ星を獲得している「北新地　串かつ凡（ぼん）」の姉妹店なので、ハイクオリティな串揚げがとてもリーズナブルにいただけます。先月行ったばかりですが、毎月内容が変わるのでさっそく再訪！

串揚げキッチン だん 心斎橋店

「串揚げキッチン だん 心斎橋店」は、地下鉄長堀橋駅7番出口から徒歩3分のビルの地下にあります。心斎橋駅からも歩けます。前回はジャズピアノが流れる静かなお店だったのに、この日は予約でほぼ満席でした。

具材に粘りのある衣をまとわせ、丹念にトントンとたたいて余計な衣を落とします。それから細かいパン粉をつけて一定の温度で揚げた串揚げは、薄い衣の軽く上質な味わいです。いくらでも食べられそうで危険（笑）

10月のおまかせコース

野菜の盛り合わせとたれ・塩4種でスタンバイ。

シグネチャーの「本鮪寿司揚げ」からスタート

揚げたシャリに本鮪をのせたものを、海苔で巻いていただきます。豊洲にある日本一のマグロ仲卸業者「やま幸」から仕入れた本鮪だなんてすごいですよね。先月は「おろしいくらのせ」でしたが、今月は「玉ねぎポン酢のせ」です。

「魚介のスペシャル」（左上）もお店の看板メニュー。海老・鯛・帆立などのすり身を蒸して揚げたもの。大葉や湯葉も入っていてチーズがとろり。シャトーブリアンはとろける肉質、里芋にはおだしの下味が付いていました。

【レア】30cmの巨大、車海老「皇帝海老」

どーん！頭を含めて約30cmの巨大な車海老「皇帝海老」が入荷したとのことでいただくことに。（コース外）

画像は頭を取り除いたものです。丹念に衣をつけ、頭から油にダイブ。じっくり揚げてできあがり。

普通の車海老との大きさを比較してみてください！

そのままでは食べにくいのでこのようにカット。中心部分がほんの少しピンク色で絶妙の揚げ具合。すばらしい！足の部分もかなり食べられました。

食べるのが楽しくなる、串のラインアップ

豚肉はプリプリとしていたし、肉詰めのしいたけは甘辛く味付け。高級食材も惜しみなく使って楽しませてくれました。

串揚げに豚肉と玉ねぎは欠かせない。どちらもソースにぴったり合うから。秋に最も脂がのる鯛を同じく見ごろの紅葉に例えて「紅葉鯛」と呼ぶらしいですよ。

プチプチサイズのメンチカツバーガー

ナツメグの香るふんわり軽いメンチカツ（ミンチカツのことを関西ではこのように呼ぶことが多い）を軽いバンズでサンド。「だん」の焼き印が存在感をUPさせています！これ、毎回出るのかな？

10年前にTVで紹介されてバズった串がこちら

「だん」の本店は大阪府池田市。池田といえば日清食品。日清食品といえばチキンラーメン。「チキンラーメン串」は、チキンラーメンをまぶしたうずら玉子の串で、鶏ガラスープに20秒浸してチキンラーメン風にしていただきます！うずらが半熟なのもツボ。

甘い宇治抹茶ソースがかかったデザート串で止め。

おわりに

いかがでしたか？単品でも食べられ、おまかせコースは10本4,280円から。今回も驚きのネタを放出していただき大満足でした。毎月通いたくなるお店です。気になる方は一度行ってみてください。

取材協力：串揚げキッチン だん 心斎橋店

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臨場感あふれるリール動画（インスタグラム）