京都府京都市中京区、烏丸御池の南西に今年5月オープンの町屋を改装したカフェ「MAISON TANUKI（メゾンタヌキ）」。アフタヌーンティーセットがとてもおいしかったのでご紹介します。

MAISON TANUKI（メゾンタヌキ）

昭和の京都の風情が感じられるレトロな雰囲気がおしゃれ。

店頭で焼き菓子を販売しています。

１・２階がカフェスペース。

中庭に沿ったカウンター席に案内されました。紅葉がじわじわ色づいています。

おしぼりはお水をかけたら伸びるタイプ。ゲストを喜ばせようとするお店の心意気が伝わります。

テーブル上には紅茶の缶が３つ置かれていて、ドリンクオーダーの参考になるとともに、その香りを楽しみほっこりしました。

【お得なWEB限定お土産付きプラン】町屋で楽しむ秋の味覚アフタヌーンティ

アフタヌーンティーセットは予約なしでも大丈夫ですが、WEB予約限定のお土産付き2ドリンクセットのプランをいただきました。

ぶどうや栗、カボチャなどの秋の味覚を楽しむスイーツ8種と、2種のセイボリー。ドリンクはメニューから2種選べます。ウェルカムティー、焼き菓子のお土産付き。

ウェルカムティー

ウェルカムティーは、丸久小山園の水出し玉露。上品でさっぱり、そして余韻。

秋の味覚を楽しむ本格的スイーツ

「シャインマスカットのショートケーキ」に使われているシャインマスカットが蜜のような甘さ。しっとりとくちどけの良いスポンジ生地の正統派ショートケーキです。おいしい！

「巨峰とシャインマスカットのタルト」も2種のブドウの甘さをしっかり堪能できました。

「カシスマロンのモンブラン」は優しく果肉の食感があるカシスのムースに、ラムを香らせたマロンクリームを絞っています。しっとりふんわりとしたスポンジ、生クリーム、栗の渋皮煮。カシスやラム酒を使っても優しい味わいなのがGOOD。

かぼちゃの味わいをしっかりと感じるなめらかなプリン。カラメリゼのパリパリ感が損なわれないように早めにいただきました。

「りんごとくるみのケーキ」と「金時芋のガレットブルトンヌ」。焼き菓子にも秋の味覚を盛り込んでいます。

「シュークリーム」はシュー皮がサクッと。中はカスタードクリームと生クリームを合わせたディプロマット。

「プラリネノワゼットのショコラロール」はヘーゼルナッツのチョコクリームを巻き込んだチョコレートロールケーキ。

シンプルなセイボリーにもニュアンスが効かせてあります

メニューには「セイボリー」としか書いていないので、日替わりなのかもしれません。この日は、サンドイッチ３種とキッシュ（ハム・トマト）でした。

きゅうりのサンドにはハーブを使い、ハムサンドには粒マスタードをたっぷり合わせるなど、ニュアンスを漂わたワンランク上の味わいを演出していました。

クオリティの高いドリンクメニュー

2ドリンク付きのセットをいただきました。「アイリッシュブレックファスト」のコクのあるミルクティと、スパイシーな要素を含む「オリエンタルアフタヌーン」をどちらもホットでいただきました。

紅茶やハーブティーのセレクションのほか、デカフェのセイロンティーやコールドブリューコーヒーまで取り揃え、ドリンクはアイスでも作ってもらえるなどメニューが豊富です。

セットに600円（税込）プラスでこれらのドリンクがフリーフローに変更できます。

焼き菓子のお土産付き！

ギフトボックスに入った焼き菓子3種がおみやげだなんてうれしすぎますね！うちに帰ってゆっくりいただける楽しみ。

おわりに

いかがでしたか？パティシエによる店内で作られた自家製スイーツは、素朴に見えながら味わい深いものでした。

調べてみると、貴重な国産品種の鶏「もみじ」が産んだ卵「美豊卵」なるものを使われているとわかりました。なるほど。

他の材料にもきっとこだわりを持って、そのおいしさを発揮すべく、ていねいに作られたスイーツなのだなと推測できました。だからおいしい！

今回ご紹介したのは2023年11月26日(日）までのプランです。2023年11月28日（火）からは、いちごとピスタチオ、チョコレートなどを使った冬のアフタヌーンティーが始まります。また、2023年11月29日からは「和栗モンブランのショコラパフェ」も登場。

気になる方はぜひ食べに行ってみてください。オススメですよ。

取材協力：MAISON TANUKI

インスタグラムでは店内の様子がわかる動画なども合わせてご紹介しています。（外部リンク）