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【宿泊記】浅草に今年オープンの伝統文化とグルメが満喫できるホテル(宿泊者ラウンジ付き)

くろにゃんホテルが好きなグルメライター

東京都台東区浅草、「浅草ビューホテル アネックス 六区」は、近くにある「浅草ビューホテル」の別館として今年3月にグランドオープン。

オープンしたばかりで施設はもちろんきれいですし、ラウンジからはスカイツリーが見え、伝統文化とグルメが満喫できて大満足!

詳細にレポートしますので、ぜひ最後まで記事をお楽しみください。

浅草ビューホテル アネックス 六区

「浅草ビューホテル アネックス 六区」は、つくばエクスプレス「浅草」駅より徒歩2分、東京メトロ銀座線「田原町」駅より徒歩8分、各線「浅草」駅からも徒歩圏のところに建っています。吉野檜(ひのき)の木組みがカッコイイ!

ロビーは2階にあります。天井は木製。広々としています。

「浅草六区興業街」を再現したジオラマ
「浅草六区興業街」を再現したジオラマ

明治・大正時代から東京随一の繁華街「浅草公園六区」という歴史ある伝統・芸能文化の街に建つホテルとして、「文化発信・文化体験の拠点」がコンセプト。

ロビーには大正~昭和時代の模型が飾られています。当時、浅草のシンボルだった「浅草凌雲閣」も輝いています。(関東大震災で消失したそうです。)

ミッチェル投影機など文化遺産が展示してある。
ミッチェル投影機など文化遺産が展示してある。

ホテルの場所は10数年前までは映画館だったことから、松竹から受け継がれたという「ミッチェル投影機」がシンボルのように飾られています。

また、歌舞伎に使われる小道具や、伝統的な肉太の縁起文字「勘亭流(かんていりゅう)」をモチーフにしたデザインパネルなどの展示もあり、文化とアートにたっぷり触れることができます。

新しい建物なので天井が高く近代的でありながら、木材を使った温かみのある空間。居心地よく感じます。

24時間利用可能のフィットネスジム

宿泊者は、フィットネスジムを24時間無料で使えます。タオルやお水も完備。

他にクロークルーム、喫煙所、授乳室、ランドリーなどがあります。(有料のものもあり)

宿泊者用プレミアムラウンジ「FURUMAI -ふるまい-」

ホテル最上階の10階にあるプレミアムラウンジ。チェックイン後の15時から22時まで、宿泊者は無料で使えます。

芋ようかん、雷おこし、あんこ玉、大学いも、すき焼おかきなどの浅草名物のお菓子を中心に、パウンドケーキやキャンデーやマシュマロなど、おやつがたっぷり。

ジュースやコーヒー、紅茶、ラムネなどのドリンクも無料です。

浅草の町や東京スカイツリー(R)を眺めながらいろいろいただいてみました。

客室の紹介

客室は、日本情緒を感じる畳敷きの部屋、小上がりのリビングエリアとビューバスの浴室がある上層階の部屋、浅草・江戸・歌舞伎にちなんだデザインを施したコンセプトルーム、段差のないバリアフリーの部屋などがあります。

コンセプトルーム「歌舞伎」

9・10階のプレミアムフロアに描かれた歌舞伎アート
9・10階のプレミアムフロアに描かれた歌舞伎アート

9階にあるコンセプトルーム「歌舞伎」を紹介します。エレベーターホールがとても広々としています。

廊下は琉球畳風のデザインでクッション性がありました。カードキーをかざして中へ。

歌舞伎の場面が描かれたふすまで囲まれたお部屋にびっくり!歌舞伎の人気演目の登場人物をアレンジしたオリジナルアートが施されています。

今にも飛び出してきそうな迫力のある絵ですね。ベッドは畳に置かれた低いマットレスで和のテイスト。

奥のふすまを開けると、東京スカイツリー(R)がきれいに見えました。思い出に残る光景です。

2ボウルの洗面所。広々として使いやすい。

バスルームも天井が高くて広々。肩湯つき!

アメニティに入浴剤や基礎化粧品があるのがうれしい。シャンプーなどはMIKIMOTOです。バスローブも完備。(プレミアムフロア以外はセルフにてアメニティーで調達)

そうそう、お部屋までの廊下にハンガーラックがあり、パジャマやスリッパも用意してありました。

キャビネットには、無料のお水やコーヒーサーバー(なんとIlly)、ポット、冷蔵庫などが揃っています。

コンセプトルーム「江戸」

こちらは、江戸時代末期の浮世絵師、歌川国芳(うたがわくによし)の浮世絵をモチーフとしていて、「猫」で文字を表現。ふぐ、かつお、うなぎ、なまず、たこなどの猫文字がかわいすぎますにゃん♪

もうひとつ「浅草」というコンセプトルームがあるのですが、この日は使用中で拝見できませんでした。浅草の名所が描かれているそうで、気になります。

デラックスルーム

奥に小上がり風の畳リビングがあるお部屋です。ビューバスから東京スカイツリー(R)が見えるのが良いですね。

モデレートルーム

暖簾で仕切られた楽屋風のお部屋です。暖簾の先は靴を脱いで利用します。くつろげますね。外国の方にも日本の従来の暮らしを体験していただけて好評だとか。

プレミアムフロア以外のお部屋には、フロント階にあるアメニティーバーで必要なものを各自でチョイスして部屋に持ち帰ります。

朝食は1Fレストラン「ブロードウェイ六区」にて

ビュッフェコーナーが和モダンでステキ!約50種のアイテムが並びます。

和のおかずから、デリ風のモダンなサラダ、温かいお料理などがずらり並びます。

パンもいろいろな種類があり、食べてみたいものばかり。

プチスイーツや果物、ドリンクは水にもこだわり、ジュースやコーヒー・紅茶など、すべてフリー。

大満足のブッフェですがさらに…。

メイン料理をチョイス!

ビュッフェだけでも十分なのに、メイン料理が選べます。しかもかなりのボリュームですよ。

浅草バーガープレート、おいものフレンチトースト、玉子料理各種から好きなものをチョイス。迷いますよね。

私は「深川めしの和食膳セット」を選びました。新潟県産コシヒカリをあさりとだし汁で炊いたセイロ入りの深川めしは、ご飯茶碗なら3杯分くらいありそうです。

フルサイズの焼き鮭、小鉢、地元の万久味噌を使った味噌汁、香の物付き。ビュッフェも食べてお腹がはちきれそうでした(笑)

朝食時間 7:00~10:00(最終入場 9:30)
料金大人3,080円 / 小学生2,090円
※税サ込
※予約不可
※時間・金額は変更になる場合があります。(年末年始など)

レストランの奥に舞台が…

レストランの奥には銀座歌舞伎座で使用していた板を使った舞台があり、朝食の間には無声映画が流れていました。

毎週金曜日に浅草芸者の踊り、特定日には全国で10名程しかいない活弁士による無声映画の公演や和太鼓などが開催され、宿泊者は無料で観覧できます。(ワンドリンク制)

宿泊にかかわらず観覧できるのでスケジュールは公式ページでご確認ください。(グループホテルを含む宿泊者は無料。それ以外は有料。)

おわりに

いかがでしたか?このホテルに泊ってみたいと思われましたか?
「浅草ビューホテル アネックス 六区」は、文化発信の拠点として、宿泊場を提供するだけではなく文化を発信するホテルなので、浅草滞在がより楽しめそうです!

浅草ビューホテル アネックス 六区
東京都台東区浅草2-9-10
0570-003-235
公式ページ(外部リンク)
アクセス
つくばエクスプレス「浅草」駅より徒歩2分
東京メトロ銀座線「田原町」駅より徒歩8分 ほか
グーグルマップ(外部リンク)

取材協力:浅草ビューホテル アネックス 六区

ホテルが好きなグルメライター

ラグジュアリーで非日常な空間が好き。関西と東京の2拠点生活。地方や海外へも身軽に出かけます。ホテルステイや食べ歩きを20年以上続けていて、ブログ「くろにゃんの孤高のグルメ旅」を運営。またインスタグラムなどのSNSでも日々の活動を発信しています。ホテルとグルメに関することをメインにさまざまな情報をお伝えします。好みの合う方は、ぜひフォローしてくださいね!

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