京都府京都市東山区にあるラグジュアリーなホテル「パーク ハイアット 京都」の1階「ザ リビングルーム」では、2023年12月1日（金）から2024年2月29日（木）の期間限定で、キャビアやトリュフ、近江牛などの食材を使用した全5品のコース仕立てのアフタヌーンティーがティーペアリングとともに楽しめます。

洗練されて落ち着いたクラス感のある雰囲気の中で、クオリティの高いアフタヌーンティーをいただき最高でした。実は内緒にしたいほどなのですが、しっかりご紹介させていただきます。

ウィンターアフタヌーンティー

「ウィンターアフタヌーンティー」は、乾杯のティーカクテル（ノンアルコール）から始まります。ソムリエ厳選のティーペアリングにて、アミューズ、そして前回より採用されたミラースタンドに盛り付けられたスイーツとセイボリーのアソート、和スイーツ、温かいお料理、温かいスイーツがコース仕立てでいただけます。

それではもっと詳しくご紹介します。

ウェルカムティー

ウェルカムティーは、アールグレイティをトニックウォーターで割ったものに、目の前でそっとグレナデンシロップを注ぎ入て完成。グラデーションが美しくさっぱりとした一杯。

冬野菜と豆腐フムス

アミューズは、カブや百合根などの冬野菜を合わせたなめらかな豆腐フムスのタルト。カップは春巻きの皮でサクサク。ウェルカムティーと一緒にいただきます。

ミラースタンドで供されるアソートプレート

セイボリーとスイーツが一緒に盛り付けられて登場！わぁ～、ステキすぎます。

セイボリーは「群馬県産生ハムとボッコンチーニ 」「キャビアグジェール 」です。

「群馬県産生ハムとボッコンチーニ 」にはあんぽ柿とパルメザンチーズがあしらわれ、濃厚な味わいと芳醇な熟成香が特徴の群馬県産生ハム「はもんみなかみ」とフレッシュな水牛のモッツァレラチーズを使ったハイクラスの味わい。

「キャビアグジェール 」は卵風味がしっかりのシュー生地にキャビアがたっぷり！

スイーツは「ピスタチオのマカロン」「柚子と金柑のムース」「栗のマドレーヌ」です。

「ピスタチオのマカロン」はマカロン生地にもピスタチオが使われ、サンドされたクリームはピスタチオが濃厚！

「柚子と金柑のムース」はホワイトチョコレートムースの味わい。「栗のマドレーヌ」は栗を練り込んだマドレーヌにマロンクリームを絞ったモンブラン仕立てです。スイーツもクオリティが高い！

井入農園 ニホンノヌクモリ 滋賀

ペアリングティーのこちらは、国産の和ハーブのみを使用した、さわやかながらもほんのり甘い味わいのリフレッシュメントティー。茶器もステキです。

ミラースタンドには黄金の天井とライトが映りこみ、幽玄な世界を演出しています。窓が少ない造りの店内に空間を広げる工夫だそうです。

イチゴ大福最中

ホテルのロゴ入りの薄焼きモナカはサクサク。京都府南部にある久御山産の“あざといちご”と自家製の求肥、濃厚なミルクアイスクリームをあわせた逸品です。

雁ヶ音玉露 一保堂茶舗 京都

ペアリングティーは京都、一保堂茶舗のくき玉露 玉露雁ヶ音。独特のコクを感じる玉露は、葉のうまみと茎の甘みが重なり、山椒のようなすっと抜けるような香りでモナカと調和するそう。

近江牛とトリュフのクロケット

クロケットといえど、まるでミンチカツのようにお肉がたっぷり。近江牛なんて贅沢ですね。クロケットにはトリュフスライスと卵黄のコンフィをのせ、ソースは赤ワインにトリュフも使ったもの。

大き目のパン粉の衣がざっくりとしていて、カットするとお肉の香りが漂いとてもおいしい！こちらのレストランのお料理も食べてみたくなります。

阿波晩茶 The Tea company 徳島

合わせるお茶は茶葉を樽で熟成発酵させることにより植物由来の乳酸菌を含んでいる健康飲料、徳島の阿波番茶。そのまま飲むと酸味のある個性的な味わいでしたが、クロケットを食べた後に口に含むと、バラの様なライチのようなエレガントな風味がして驚きました！まさにこれがペアリングの醍醐味でしょう。

チョコレートとプラリネのスフレ

熱々のスフレが運ばれてきました。濃厚なヴァローナチョコレートと、コクのあるマルコナアーモンドのプラリネを組み合わせた、アフタヌーンティー締めくくりの焼き立てのスフレです。スプーンがサックリ入って、ふんわりとろり。

Sashima Craft Tea O2 長野園 茨城

合わせるお茶は茨城県、長野園の「Sashima Craft Tea O2おくみどり」。緑茶品種の紅茶ながら、フェスティブシーズンにふさわしいスパイスの香りを持つ希少な紅茶だそうです。

特別な焙煎を行っているためカカオやチョコレートのニュアンスを含み、スフレとのマリアージュを楽しむことができます。

同じカカオで作ったトリュフで追いカカオ。中がとろり。

おわりに

いかがでしたか？奥深いティーペアリングとともに、冬の季節感あるアフタヌーンティーセットを、コース仕立てでゆっくりいただいたので余韻も格別。とてもおすすめなので、気になる方はぜひ！

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取材協力：パーク ハイアット 京都