Yahoo!ニュース

NHKの大河ドラマ「光る君へ」のゆかりの地、大津「石山寺」で観光とグルメを楽しんでみませんか?

くろにゃんホテルが好きなグルメライター
©石山寺

今年のNHKの大河ドラマ「光る君へ」の主人公である紫式部が「源氏物語」を起筆したのは、滋賀県大津市にある石山寺であると言われています。

大津市でいろいろ取材してきましたが、今回は、石山寺とここでしか見られない2つの展示、物産館、門前町グルメなどをご紹介します。

紫式部のゆかりのお寺「大本山 石山寺」

©石山寺
©石山寺

「石山寺」は、奈良時代、聖武天皇の勅命により建立されました。安産・福徳・厄除・縁結に霊験あらたかな観音霊場として信仰を集めるお寺です。

平安時代には、石山寺にお参りすること「石山詣(いしやまもうで)」が貴族の中でトレンドとなりました。

©石山寺
©石山寺

そんな中、寛弘元年(1004年)、紫式部は石山寺に7日間滞在し、本堂の一角にこもって世界最古の長編小説ともされる「源氏物語」の執筆を始めたそうです。

そこは「源氏の間」として今も当時の佇まいを伺い知ることができます。(十二単をまとった紫式部は3月17日まで修繕中で不在でした。)

NHKの大河ドラマ「光る君へ」にまつわる2つの展示がスタート

NHKの大河ドラマ「光る君へ」の放送を記念して、2023年1月29日(月)から2025年1月31日(金)の期間限定で、石山寺境内の2つの建物で展示が行われます。

光る君へ びわこ大津 大河ドラマ館

©石山寺
©石山寺

石山寺境内にある「明王院」にて開催するのは「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」です。

©石山寺
©石山寺

NHKの大河ドラマ「光る君へ」のテーマを掘り下げた、ここでしか見れない映像や企画パネル、ドラマに登場する衣装や小道具などが展示されています。

©石山寺
©石山寺

歴史や古典がお好きな方にもおすすめですよ。

〈同時開催〉源氏物語恋するもののあはれ展

©石山寺
©石山寺

石山寺境内にある「世尊院」にて開催するのは、平安時代の「恋」を体感できる企画展です。

©石山寺
©石山寺

「源氏物語」で取り上げられている「恋」について、人気イラストレータの書下ろしイラストやミュージシャンによるオリジナルの楽曲によって現代的に表現しています。

©石山寺
©石山寺

色・香り・花などは、平安時代の「恋」のキーポイント。体験型の企画で幅広い年代の方が楽しめそうです。

■2つの展示について
開催期間:2023年1月29日(月)~2025年1月31日(金)
開館時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
※2024年1月29日(月)は14:00開館予定
展示内容:
①光る君へ びわこ大津 大河ドラマ館(明王院)
②〈同時開催〉源氏物語恋するもののあはれ展(世尊院)

■展示入館券(前売り券は販売終了)
当日券:大人(中学生以上)600円、小人(小学生)300円、未就学児無料
※石山寺入山料とセットの券もあります。
※団体料金あり
主催:大津市大河ドラマ「光る君へ」活用推進協議会

光る君へ びわこ大津 大河ドラマ館 公式ページ(外部リンク)

■SNSキャンペーン

展示の写真をとって、#恋するもののあはれ展 をつけて投稿すると展示イラストのシールがプレゼントされます。シールは2種あり、1人1枚、なくなり次第キャンペーンは終了です。(シールの種類は選べません。)

2023年3月16日からは「石山寺と紫式部展」が始まり、関連文化財のほか、紫式部が起筆の際に使ったと伝わる硯石(すずりいし)も展示される予定です。詳細は石山寺のホームページでご確認ください。

石山寺物産館 紫-MURASAKI-

©石山寺
©石山寺

紫式部や「源氏物語」に関連したお土産や大津の特産品が多数揃っています。

©石山寺
©石山寺

和三盆を使った干菓子「源氏窓」、近江抹茶を使ったクリームサンド「源氏物語の夢」、近江の伝統野菜である矢島かぶらのお漬物「ひかるむらさき」など、雅な品が多かったような!

■石山寺
滋賀県大津市石山寺1-1-1
参拝時間:8:00~16:30(最終入山16:00)
入山料:一般・中高生600円、小学生250円
※団体料金あり
石山寺公式ホームページ(外部リンク)

取材協力:石山寺、大津市観光振興課

石山寺門前店舗「石山テラス」

石山寺の参道にある「石山テラス」は、2022年4月にオープンしたスイーツ専門複合施設です。

1F
お芋スイーツ専門店「芋屋十三」
うさぎのロゴの「石山寺プリン本舗」
食パン工房「ツキノベーカリー」※リニューアルのため休業中
2F
「ISHIYAMADERA Cafe」

「ISHIYAMADERA Cafe」では、1Fのショップとコラボしたスイーツ「硬めプリンチーズアイスのせ」などがいただけます。

「芋屋十三」のお芋のモンブランは、しぼりたての芋クリームに紅はるかの自家製チップスなどを添えた作り立てのお芋スイーツ。おいしいしSNS映えします!

「石山寺プリン本舗」のプリンはとろとろタイプ。いちご、紫芋などいろんなフレーバーが揃っていました。

■石山テラス
滋賀県大津市石山寺3-17
11:00~18:00
不定休
公式ページ(外部リンク)

取材協力:石山テラス

大津の有名和菓子店では石山寺店限定品も

「あも」で有名な大津の和菓子屋「叶 匠壽庵」の石山寺店では、名物の「石餅」と

石山寺店限定、紫式部の硯をモチーフにした「葛焼き 染め筆」が購入できます。

おわりに

いかがでしたか?「源氏物語」のゆかりの地、大津市でNHKの大河ドラマ「光る君へ」の世界に触れて、スイーツも楽しんでみませんか?

ホテルが好きなグルメライター

ラグジュアリーで非日常な空間が好き。関西と東京の2拠点生活。地方や海外へも身軽に出かけます。ホテルステイや食べ歩きを20年以上続けていて、ブログ「くろにゃんの孤高のグルメ旅」を運営。またインスタグラムなどのSNSでも日々の活動を発信しています。ホテルとグルメに関することをメインにさまざまな情報をお伝えします。好みの合う方は、ぜひフォローしてくださいね!

くろにゃんの最近の記事