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【ヴィーガンからゆるベジまでアレルギー対応も可】元有名ホテルシェフによる大阪のレストランで野菜ランチ

くろにゃんホテルが好きなグルメライター

大阪府大阪市西区にある「洋食kappo sora(ヨウショク カッポウ ソラ)」は、外資系ホテルや海外のレストラン勤務を経て35年以上のキャリアを持つ熟練のシェフによる洋食店です。今回3回目の訪問にて、さらに進化したお料理をいただいたのでご紹介します。

ボタニカルフレンチコース 5,500円(税込)

今回は20種もの野菜とボタニカル(植物由来)の食材を使ったランチコースをいただきました。

※内容は変わることがあります。

前菜「洋食kappo soraオリジナル 色々な旬野菜を贅沢に盛り付けた華やかなオードブルサラダ」

サラダが2つ出てきました。大きな丸いお皿にまるで絵画のように盛り付けられたものと、グラスにチュイールをかぶせたもの。

チュイールをとりあえず横に置き、グラスを「えいっ」と逆さにしてお皿にのせます。グラスをそっと外すとリーフサラダが浩がします。そのあとチュイールを滑らすようにかぶせて出来上がり。

米粉のチュイールに人参とローズマリーの花を合わせて人参が畑から顔を出しているようなイメージ。その下にはカラフルな野菜。アーティスティックな前菜サラダですよね!

セミドライトマトはシロップ漬けに、レンコンはカレー風味に、ゆり根はだし汁で煮含めるなど、それぞれの食材に下味がほどこしてあり、ビジュアルも味わいも楽しめました。

スープ「洋食kappo soraオリジナル 旬野菜で作るポタージュ」

ビーツと赤玉ねぎを3時間も煮込んで作られたとろとろのピュレ状のスープです。豆の味と酸味の両方が感じられる豆乳のヨーグルト、ロシアのハーブパウダーを添えたボルシチ風。

バゲットと一緒にいただきます。簡単なランチならここまででも満足です。

※ボルシチ…テーブルビート(ビーツ)がベースのウクライナやロシアに代表される東ヨーロッパの伝統的な赤い煮込み料理。

メイン料理

選択メニューから魚料理と肉料理を1つずつ選んでシェアしながらいただきました。

魚料理はサーモン。チーズパン粉の衣が結構分厚いけれどおいしかった。黄色いのは少し甘めのイエロービーツ。

肉料理は仔羊。イギリス風の煮込みだそうで、キドニービーンズ・ガルバンゾーなどの豆を使ったエスニックなソースで味わいました。

デザート「アップルクランブル」

イギリスの「アップルコブラー」とも呼ばれるリンゴのデザート。甘さは甜菜糖(てんさいとう)でつけ、ホイップクリームは豆乳製を使うなどして、体を思いやったスイーツです。

食後の飲み物

ドリップコーヒー、またはオーガニックルイボスティーから選べます。

おわりに

いかがでしたか?野菜がたっぷり使われたカラフルなお料理。ヨーロッパや中東などの味わいも楽しめました。まるでお料理で世界旅行をしたみたい。

お一人で切り盛りされていながら、ここまでのお料理を提供してくださるとはさすが熟練シェフ。ビーガンやアレルギーのある方、英語での対応も可能とのこと。

4月からはお料理教室も始められるそうです。詳しくは公式ページ(下記記載)をご覧ください。

洋食kappo sora(ヨウショク カッポウ ソラ)
大阪府大阪市西区新町1-8-9 新町TAMTAMビル3F
06-6585-7101
公式ページ(外部リンク)

取材協力:洋食kappo sora

ホテルが好きなグルメライター

ラグジュアリーで非日常な空間が好き。関西と東京の2拠点生活。地方や海外へも身軽に出かけます。ホテルステイや食べ歩きを20年以上続けていて、ブログ「くろにゃんの孤高のグルメ旅」を運営。またインスタグラムなどのSNSでも日々の活動を発信しています。ホテルとグルメに関することをメインにさまざまな情報をお伝えします。好みの合う方は、ぜひフォローしてくださいね!

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