東京都千代田区丸の内、丸の内テラスの最上階にある「THE UPPER（アッパー）」にオープン以来の再訪。ディナーにてアラカルトでワインとお料理をいろいろ楽しんだのでレポートします。

THE UPPER（アッパー）

2020年11月、丸の内初となるルーフトップテラス付きのレストランとしてオープン。

エスカルゴ、クネル、カスレなどのフランスの地方料理とシーフードやグリルなどボリュームのある料理をワインとともにコンテンポラリーな空間で体験できるお店です。

2人だったらコース料理にしたかもしれませんが、3人だったのでアラカルトで楽しんでみました。

おまかせスパークリングで乾杯

ワインリストを見ると意外にもカジュアルな価格。3人ならグラスで飲むよりボトルがお得。というわけで「ワビ・サビ」という日本の名前をつけた海外のスパークリングワインで乾杯。

サラダ・リヨネーズ 1,900円

ベーコンに加えレバーコンフィが入っているのがリヨネーズ風。大皿にどーんと。

※リヨン…フランス南東部の商業都市。グルメな街でも知られている。

シーフードプラッター 4,300円

生牡蠣、海老、季節の魚介の盛り合わせ。季節の魚介はサザエでした。大きな器い氷を敷き詰め、キンキンに冷えた状態で提供されました。いろいろとソースなどのコンディメンツもついてきて、オーダーして良かった一品。

シャルキュトリー盛り合わせ 1,900円

サラミが多め。生ハム、グアンチャーレという脂身の白いハムの盛り合わせでした。飲みやすいボジョレーの赤ワインとともに。

エスカルゴ・ブルゴーニュ風 2,200円

エスカルゴ！ハーブ入りのガーリックバターみたいなエスカルゴバターは時に食べるし大好きだけど、本物のエスカルゴを食べるのは初めて。みんな初めて。

こわごわ食べてみたけど、むしろサザエよりもグロくなくおいしい。ソースはもちろんパンでぬぐって完食。ワインとの味わいもたまらない。

骨付きショートリブ13,000円、ポムフリット980円

なんと1,000グラム。1キログラムの骨付きのお肉が香ばしくグリルされて登場。バターをかけながら焼くから香りも最高。つけあわせのポテトフライがこれまた大量。

お肉はご覧の通りの赤身でヘルシー。漫画の絵のエチケットがかわいい赤ワインと一緒に。ほんと、どのお料理もワインがすすみます。

東京モンブラン 1,400円、クラシックプリン 900円

「ナニコレ？」的な工芸品のような物体。こちらはモンブランです。

サクサクとしたメレンゲの中にマロンクリームなどが入っていて、味わいは確かにモンブラン。ここに来たら毎回これは食べて帰らなくちゃ。

クラシックプリンは足つきの銀の食器に入ったレトロなプリン。ぽってりとクリームがのっていてカラメルソースがたっぷり。大きさは意外と小さいからペロリ。

おわりに

いかがでしたか？

シーフードもお肉も、エスカルゴも食べられて大満足。お料理はみんなでシェアして食べたいサイズなので、2人以上で行くのがお勧めです。

初回訪問時は昼間のテラスが印象的でしたが、気候などにも左右されやすいので現在のところ予約はとっておられず、ウォークインにて利用可能です。

このたびのミシュランガイド東京2024の新部門【セレクテッドレストラン】に選出されたとあって、ますます注目が集まっているレストランです。気になる方はぜひ行ってみてくださいね。

※価格はすべて税込み。