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【好きな人にはたまらない】ザ・リッツカールトン京都「開業10周年」記念のオリジナルクラフトジンが誕生

くろにゃんホテルが好きなグルメライター

京都・祇園や河原町、先斗町などの繁華街に近い鴨川のほとりに「ザ・リッツ・カールトン京都」が開業して10周年。

これを記念していくつかのプロモーションが実施されています。その一つが京都蒸留所「季の美」とのコラボレーションによるオリジナルクラフトジンの誕生です。

先日「ザ・バー」にて開催されたパーティーで味わってきたのでご紹介します。

季能美 KI NOH BI 29th Edition ザ・リッツ・カールトン京都開業10周年記念ジン

「KI NOH BI(季能美)」は、京都生まれのジン「季の美 京都ドライジン」(以下、「季の美」)の限定リリース品です。

今回は京都蒸留所の「季の美」とザ・リッツ・カールトン京都「ザ・バー」のヘッドバーテンダー浅野陽亮氏がコラボレーション。

日本ならではのミズナラの新樽で熟成した「季の美」と宇治市にある「堀井七茗園(ほりいしちめいえん)」の玉露と碾茶(てんちゃ)の原酒をメインにブレンドし、複層的な「和」の味わいを追求したそうです。

”ジンを樽で熟成したものに熟成していないスピリッツを足したブレンド”であり、通常よりも高い48度でボトリングされています。

その味わいは?

浅野氏によると「爽やかなオレンジの香りに良質なお茶の深い香りと旨味が重なり、ミズナラ由来の白檀や伽羅のエッセンスが味わいに奥行きと長い余韻を感じさせてくれます。」とのこと。

飲んでみました

生演奏に耳を傾けながら、ラグジュアリーでムーディーな「ザ・バー」にてフィンガーフードとともにジンのカクテルを味わってみました。

ジントニック

グレープフルーツジュース、エルダーフラワーを合わせているのでエレガントな香りで飲みやすい。ジュースのようにぐいぐい飲んでしまいます。

ドライオレンジを浮かべているのもかわいいでしょう?

マティーニ

マティーニは、ジンとベルモットを合わせたものですが、そもそもこちらのジンが48度と高いので、なめる程度にしか飲めなくて(飲んでいない)申し訳ございません。

この特別なジンは、ジントニックやマティーニはもちろん、ストレートやロックで飲むのもおすすめだそうです。

お好きな方にはぜひ味わっていただきたいです。

能面のラベル

能は室町時代に成立した約650年もの長きにわたり伝承されている日本の代表的な古典芸能。

「KI NOH BI(季能美)」のラベルには能楽師集団『神遊(kamiasobi)』の能面(矢来能楽堂所蔵)が使われています。

29th Editionで採用されたのは「平太(へいだ)」。きざなオジサンに見えるのですが、平安後期の男性のかっこいい顔なのだそうです。

このパーティーには、シテ方(主役)を務める流儀・金剛流の能楽師として京都や東京を中心に活躍される山田 伊純(やまだ いすみ)さんがお越しになり、能にまつわるお話や、即興で御唄も披露していただきました。

能面をかけさせてもらうなんて滅多にないことなので大興奮!

おわりに

デザートにピエール・エルメ・パリのスイーツもいただき、会はお開きに。「KI NOH BI(季能美)」を堪能したステキな夜でした。

ザ・リッツ・カールトン京都の「ザ・バー」では、2024年2月7日(水)から「季能美 KI NOH BI 29th Edition ザ・リッツ・カールトン京都開業10周年記念ジン」を味わえます。

格式のあるメインカウンター、スタイリッシュな雰囲気の中、非日常で幻想的なひとときを過ごしたい方はぜひ!

季能美 KI NOH BI 29th Edition ザ・リッツ・カールトン京都開業10周年記念ジン
料金2,500円(税・サ別)~

ザ・バー
京都市中京区二条大橋上る鉾田町543番地
ザ・リッツ・カールトン京都 1階
075-746-5522
17:00~23:30(L.O.フード22:30、ドリンク23:00)
※毎週日曜日、月曜日は臨時休業あり
※営業時間等は変わることがあるので、ホテルの公式サイト(外部リンク)でご確認ください。
京都蒸溜所の公式ページ(外部リンク)

取材協力:ザ・リッツ・カールトン京都

ホテルが好きなグルメライター

ラグジュアリーで非日常な空間が好き。関西と東京の2拠点生活。地方や海外へも身軽に出かけます。ホテルステイや食べ歩きを20年以上続けていて、ブログ「くろにゃんの孤高のグルメ旅」を運営。またインスタグラムなどのSNSでも日々の活動を発信しています。ホテルとグルメに関することをメインにさまざまな情報をお伝えします。好みの合う方は、ぜひフォローしてくださいね!

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