大阪駅前ビルには、昭和からつづく素敵な喫茶店がたくさん。喫茶店好きにはたまらない場所だと常々思っています。

そんな中、ずっと気になっていながらもなかなか入る機会がなかった喫茶店へお邪魔してきました。

今回は、大阪駅前第2ビルにあるジャズ喫茶「パイルドライバー（Pile Driver）」さんをご紹介します。

1982年に創業したジャズ喫茶

突然ですが、普段ジャズ喫茶に入る機会ってありますか？ 筆者の周りでは、ジャズ喫茶に行っている人がいないのでは？と思うほど、話を聞く機会がありませんでした。

音楽鑑賞は好きだけど、ジャズに詳しいわけじゃない。音楽が趣味といえるほどじゃない。
そんな人って、結構多いのではないでしょうか。

ジャズ喫茶って音楽通の人が集うところかな？と思っていた節があり、入るのにちょっと勇気がいる。そんな状態でしたが、入ってみて大正解でした。

こちらが「パイルドライバー」です！遊び心を感じる外観に惹き込まれます。

店内は、木の温もりを感じるおしゃれな空間。
深い緑色の壁と優しい灯りが目に優しく、とっても落ち着きます。

カウンターとテーブルで20席ほどで、それほど広くないお店です。

足を踏み入れた瞬間から、「心地良い音」を感じることができました。

パイルドライバーは40年前から営業されています。 1982年の創業時からずっとジャズがコンセプトなんだそうです。

いつでもどこでも音楽を聞けることが当たり前ではなかった時代から今に至るまで、ジャズを通して長く愛されつづけるお店です。

大きなスピーカーから流れるジャズが心地良い

では、一般的な喫茶店と特に何が違うのか。いろいろなジャズ音楽を聞けることはもちろんですが、やはり音量と音質が違いました。大きなスピーカーから、しっかりと曲を楽しめるボリュームで流れています。

何より、さまざまな曲調のジャズがランダムに流れるので、全くもって飽きることがありません。歌詞のある曲が流れていたかと思えば、次はトランペットの音を楽しめる曲が流れる。そんなイメージです。 30分程度の滞在でさまざまな音楽を聞けて、ジャズのイメージが広がった感覚がありました。

そんな時間を過ごすお供が、コーヒーなのです。 今回は、チーズケーキセットを注文しました。

深みのあるコーヒーとチーズケーキが合わないはずがなく……。

非日常感があって、新しい発見があって、とても贅沢なひとときを過ごすことができました。

ジャズとコーヒーで気分を晴れやかに

筆者は今回、12:30〜16:30の喫茶タイムにお邪魔しました。 客席が20席ほどの小さめなお店でしたが、あたたかい雰囲気があって一人でも抜群の居心地でした。

喫茶タイムのメニューはこちらです。

16:30で一旦お店を閉めて、18:30〜22:30はバータイムなのだそうです。
土曜日にはジャズライブを開催しているそうですよ！

梅田駅や北新地駅からのアクセスも良いので、ぜひまたお邪魔したいものです。

皆さまもパイルドライバーでジャズの世界を満喫してみてはいかがでしょうか！
きっと気分が晴れやかになると思います。