何を頼んでも安くて美味しい。
座ってのんびり飲み食いできる。

肩肘張らない大衆酒場は、パワー充電スポットといっても過言ではないと思うんです。

今回は、大阪市北区の「天神橋筋商店街」にある老舗の大衆酒場「天満酒蔵」さんへお邪魔してきました。

朝11時から営業する老舗の大衆酒場

JR「天満駅」から天神橋筋商店街を北へ5分。
大阪メトロ「天神橋筋六丁目駅」からなら、商店街を南へ3分ほど歩いたあたりに、昭和の空気がそのまま残された大衆酒場があります。

こちらが「天満酒蔵（てんまさかぐら）」。

創業は昭和44年（1969年）とのこと。50年以上つづく酒場です。

嬉しいことに、朝の11時から営業されています。
午前中に商店街をぶらぶらしながら、「ランチにする？昼呑みにする？」なんていう選択ができるのであります。

店内には長ーいカウンター席があり、その後ろには二人がけのテーブル席がずらりと並んでいます。一人もしくは二人で入るのにぴったりです。

早さ・安さ・旨さの安定感にニンマリ

カウンター席に座ると、昔ながらの酒場の雰囲気に包み込まれます。注文を受けたあとの店員さん同士のやりとりは実にシンプルで、提供までのスピードがとにかく早い。

瓶ビール小（300円）と、どて焼き（400円）から始めました。
ほぼ同時に出してもらえるのが嬉しいです。

ぷるぷるです。ビールがすすみます。

あさりの酒蒸し（200円）は、ほっとするような優しい味付け。
どて焼きからの流れがたまなく良いです。

かなり気に入ったのは、若鶏唐揚げ（350円）です。
衣がそれほど厚くなく、「THE 肉！」という具合で、じゅわっときます。リピートしたい一品になりました。

野菜も一品！と、えのき塩焼き（200円）も注文しました。塩が効いていて、歯ごたえがあって、肴としては新鮮です。おいしくいただきました。

安定感のある手作りの味がおいしくて、あれもこれも食べたくなります。今回は、1450円で楽しませてもらいました。やはり安いです。

このお会計票を見られるお店も、最近では貴重ですね。

のんびり昼飲みしたい休日に、「天満酒蔵」はもってこいのお店です。