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「初球打ちは良い?悪い?」メリットとデメリットをそれぞれ解説

くっつーのマジバチTV

株式会社GIANT KILLING代表取締役

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「初球打ちって結局良いの?悪いの?」

これは答えを出すのが難しいバッティングの疑問の一つです。

長年の間、野球界で結果を出し続けている選手の中にも初球からガンガン振ってくるタイプのバッターもいれば、初球はほぼ振ってこないバッターも存在します。

結論から言うと初球打ちが絶対に良い・悪いという理由や根拠はありません。しかし、初球からのスイングにはメリット・デメリットがそれぞれ存在します。

この記事では、初球打ちのメリットやデメリットについてをそれぞれ解説します。

初球打ちのメリット

まず、ここでは初球打ちのメリットを解説します。

初球打ちと聞くと「勢いが良い」「積極的」というイメージを連想する方も多いと思われます。基本的にはこのようなイメージで間違いありません。

この段落では、初球打ちをすることで相手に与えやすくなる影響やそれによって生み出せるメリットについてを解説します。

ヒットが出やすい

初球打ちの一つ目のメリットは、ヒットが出やすいことです。

以下のような投手は初球はどうしてもストライクを取りに来る傾向があるため、スイングをするコースを決めておくことでヒットも出やすくなります。

・コントロールに不安がある投手

・自分にとって有利なカウントで勝負を進めてくる投手

・「初球は〇〇」など一定のパターンで投げてくる投手

また初球打ちの場合は投手だけでなく、野手も守備のスイッチが切り替えきれていない場合も少なくありません。

初球打ちをすることで相手の守備の不意をつき、普段ではヒットになりにくい打球がヒットになる、なんてことは珍しくないのです。

②スイングしてから修正できる

2球目以降のボールに対してのスイングを考え直して修正できることも、初球打ちのメリットとして挙げられる一つの大きな理由です。

たとえ初球を空振りしたとしても、その場で自分のスイングや狙いの良し悪しを判断することで、2球目以降の狙い方やスイングの改善に活かすことができます。

③バッテリーへの牽制になる

初球から勢いの良いスイングを相手投手に見せることも、バッテリーへの牽制になるためメリットの一つとなります。

初球から積極的にグイグイ振っていく姿勢を見せることで相手投手にプレッシャーを与えることができるだけでなく、緊張からの失投を誘いやすくなるのです。

初球打ちのデメリット

初球打ちには以下のようなデメリットもあり、これらを回避するための最も良い方法となると「初球は振らずに待つ」と言わざるを得ないのも事実です。

ここからは、初球打ちのデメリットにはどのようなものがあるかを把握しておきましょう。

①難しい球を打ってしまう可能性がある

初球打ちの一つ目のデメリットとして挙げられるのが、難しい球を打ってしまう可能性があることです。

難しい球を初球からスイングして凡打を打ってしまうと、結果的に一球で打席が終わってしまうことになりかねません。

初球から振りにいくと決める時は、「初球から振りに行くコースや球種」だけでなく「初球で来ても振らないコースや球種」も決めておくことがポイントです。

②球質が把握できない場合もある

初球だけでは相手投手の球質が把握しづらいことも、初球打ちのデメリットの一つです。

たとえ初球を打って結果的に安打以上となったとしても、打席では相手投手のボールをたったの1球しか見れていないため、球質を把握するのは難しくなります。

相手が初めて対戦するタイプの投手であったり、球質や軌道が独特なボールを投げてくるピッチャーの場合は、初球から振らず敢えてじっくり待つのも選択肢の一つです。

③バッテリーの攻め方が不明になる

相手投手に多くのボールを投げさせないことでバッテリーの攻め方を試合の中で分析しづらくなることも、初球打ちのデメリットの一つです。

1打席の中で5〜6球粘った場合、相手投手の攻め方をある程度把握できる場合が多いです。しかし初球打ちをすると、相手バッテリーの攻めを分析できません。

チーム全員が初球から振っていくのではなく、じっくり粘ることで相手バッテリーの攻め方を見る役割を担うバッターの存在も打線の中には必要になってくるでしょう。

初球打ちの良し悪しは場面・状況によっても変わる

初球打ちをするべきか否かはバッター目線だけでなく、試合の展開や相手投手の状況によっても大きく変わってきます。

「何をどう意識したら良いの?」このような疑問を抱いているバッターの皆さんは、まずは以下の点を考えてみてください。初球打ちをするかどうかを決めるためのヒントが隠されているはずです。

①先頭打者であるか

初球打ちについてを考えるときにまず意識しておきたいのが、イニングの先頭打者であるかどうかです。

立ち上がりが不安定な傾向のあるピッチャーの場合、初回のピッチングは他のイニングと比べて安定しなかったり、球速が上がりきっていない場合も多いです。

試合前の練習やデータ分析で相手投手がこの手のタイプの場合、調子が上がる前に先頭バッターとして積極的に初球を狙っていくことも有効な戦術となりますね。

②ピッチャー交代後であるか

ピッチャーの代わりばなであるかどうかも、初球打ちについてを考えるための大切なポイントです。

交代直後の投手は、マウンドに残っている足跡などの影響でベストなピッチングの状態へ持っていくまでに時間を要することは珍しくありません。

また変わった投手に対して一気に初球から積極的に攻める姿勢を見せることで、相手投手をびっくりさせて失投を誘うこともあるでしょう。

③相手ピッチャーのコントロールはどうか

相手投手のコントロールや配球の特徴も、初球打ちをするべきか否かを考える上でのポイントの一つとなります。

前段落でも解説した通り、相手投手が「初球は絶対にストライクを取りたい」または「初球に投げるコースが決まっている」タイプの場合は初球打ちが有効です。

その他にも相手が荒れ球で、ストライクゾーンに入る時に甘い球が来やすい場合にも、初球から狙うコースをしっかり決めておくことで焦ることなく対応できます。

④ツーアウトを取られた直後であるか

相手投手に簡単にツーアウトを取られた直後であるかどうかも、初球を打ちに行くかどうかを考える上でのポイントです。

結論から言うと、ツーアウトを取られた直後の初球は振らないべきです。

たったの数球でツーアウトを献上してしまった場合、一部の投手は「出来るだけ球数を減らそう」と考えて積極的にストライクを取りに来るかもしれません。

その球を確実に捉えてチャンスメイク、あるいは本塁打を狙えるなら話は別ですが、ミスショットしてしまった場合は自軍の攻撃が簡単に終わってしまいます。

そうなると味方投手のメンタル面にも影響が出やすくなるため、数球でツーアウトを取られた直後の初球は振らないことが得策です。

まとめ

「初球打ちのメリット・デメリット」について解説しました。

初球打ちは勢いの良さや気持ちの強さで相手投手に圧力をかけることができるものの、場合によっては1球で打席が終わるため相手投手の特徴が把握しづらいことも事実です。

ここで大切なのが、「初球から打ちに行くのかどうかを1打席1打席でしっかり頭で意識しておくこと」。何も考えずに初球から打ちにいっていても得られるものはありません。

打席に立つ前には相手投手の特徴、試合の展開や点差、自分の性格やバッティングスタイルの3つの視点で初球打ちをするかどうかを考えることを忘れないようにしてください。

初球打ちの良し悪しに正解はありません。バッターの皆さん自身が各場面における打席で初球打ちについてを真剣に考え、ベストを尽くすことで結果が変わってくるのです。

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