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「インローが苦手」そんなバッターの皆様に伝えたい3つのこと

くっつーのマジバチTV

株式会社GIANT KILLING代表取締役

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「インローのストレートに対応できず詰まってしまう!」このような悩みを持つバッターを数多く見てきました。

日本の少年野球やソフトボールでは外角攻めが一般的なため、外の球を打つ練習が重視される傾向があるものの、インローの直球に対応できないようでは弱点を突かれる原因になってしまいます。

何も考えずインローの球に苦戦しているようでは、敢えてインローを捨てるための練習をするのも一つの選択肢と言えるでしょう。

しかし、インローは逆を突かれると打ちにくいコースではあるものの、バッターの打ち方によっては肘が畳みやすく打ちやすい場合も少なくありません。

漫画の話ではありますが、ドカベンプロ野球編では主人公・山田太郎が剛腕投手・中西球道の160km/hのインローのストレートをホームランにするシーンがあります。その時に山田太郎は「インローは一番打ちにくいコースでありながら、一番バットを強振できる低さだ」と述べています。

この記事では、インローに対する苦手意識を克服するためのポイントを以下の2点に分けて解説していきます。

・インローを「打たないようにする」方法

・インローを「打つための」方法

インローが苦手なバッターの皆様は是非参考にしてみましょう。

インローが苦手なバッターがやりがちな悪いクセ

「外角張りの時にインローに投げられるとスイングが砕ける」そんなバッターは少なくありません。

そもそもホームベースは横幅が43.2cmもあるため、外角待ちの時にインコースを打つことは「瞬時にスイングの位置を40センチ近くずらす」ことになるという捉え方もできます。

日本のプロ野球では外に逃げる(ストライクからボールになる)変化球を決め球にしている投手が多いものの、インコースにズバッと入ってくる直球で勝負してくる速球投手も少なくありません。

インローを苦手としているバッターはこの手の投手を苦手としている場合が多く、以下のようなパターンに陥ってしまうことが主な原因として挙げられます。

・力のないアッパースイングになり、そもそも前にすら飛ばない

・バットの位置を調整できず、詰まってポップフライになる

・追い込まれてもいないのに身体が反応し、狙ってもいないのに手を出して凡打してしまう

以下段落では、インローを打つ時の悪い癖を直すためのポイントを解説します。是非一度目を通してみましょう。

インローへの苦手意識を克服するためのポイント

インローのボールに対する苦手意識を克服するためには、頭を使って実践に効果のある練習方法を導入することが必要不可欠です。

インローを苦手としているバッターの皆さんは、以下のポイントを意識して打席に臨んでみましょう。

①インローは捨てる

インローに対する苦手意識を克服するための一つ目のポイントは、インロー自体をそもそも捨てることです。

簡単に言うと「外角を貼っている時に逆玉を投げられても仕方がないと割り切る」というイメージで、インローに投げられてもピクリとも反応しないようにする練習をすることがポイントとなります。

2ストライクまではこのスタンスでOKですが、追い込まれているとストライクゾーンのインローのボールを見逃すわけにもいきません。インローをファールにする練習については後ほど解説します。

②二重待ちをする

アウトコースとインコースの二重待ちをすることも、インローのボールに対する苦手意識の克服に繋がります。

ここで注意しておきたいのは、アウトコースとインコースを5対5ではなく9対1の割合で待つこと。同じくらいの割合で待っていると狙い球が絞れず、スイングが崩れる原因にもなりかねません。

そして実際にこの待ち方でバッティング練習を行う際には9で待つアウトコース、1で待つインコース両方をヒットにする打ち方やタイミングを身につける必要があります。

「基本は外の〇〇を待って△△のようなヒットを狙い、インコースのが来てもで対処する」

このようなテンプレートを自分の頭の中で作り、実際の打席で試していくことが効果的です。

③インローはファールでokと割り切る

インローをファールでOKと割り切って打席に臨むことも、苦手なインローのボールに惑わされず思い切りの良いバッティングをするための一つのポイントとなります。

そもそもインコースは打つのが難しいコースであり、更にローボールとなると膝や肘の使い方も変わってくるため、最初は「敢えて捨てる」という考え方をするのも一つの選択肢です。

練習では「インローが来てもファールで逃げられるようにする」ことを心がけ、バッティング投手に数級にインローのボールを投げてもらい、ファールを確実に打てるようになりましょう。

インコースをファールで打つ練習をするのも大事

先ほどの段落で軽く触れてきたインコースをファールにする打ち方。この打ち方には2つのタイプがあり、どちらの方法を身につけるかはバッターのタイプによって変わってくるのです。

インコースをファールにする打ち方には「払ってファールを打つ」方法と「逆方向にファールを打つ」方法があるため、それぞれの方法やメリットについてを解説します。

①払ってファールを打つ練習

インコースをファールにする一つ目の打ち方は、「払ってファールを打つ方法」です。

イメージとしては「大きなフォロースルーで捌く」ことであり、縮こまらず大きなスイングを意識しつつ確実にファールを打てるようになることがポイントとなります。

この方法は一発を期待されるホームランバッターに向いており、追い込まれても自分の狙い球を自信を持って待てるようになるほか、内側に甘く入ってきたボールを捉えやすくなることがメリットです。

②逆方向にファールを打つ練習

インコースをファールにするための二つ目の打ち方は「逆方向にファールを打つ方法」です。

「流し打ちの方向にファールを打つ」というイメージであり、少しタイミングを遅めにとって引っ掛けたゴロを打たないことを意識することがポイント。

アベレージヒッターに向いている方法であり、逆を疲れて引っ掛けてしまうことを回避できるだけでなく、確実な進塁打や粘り打ちを身につけることにも繋がるのがメリットとなります。

「インローだけを打つ練習」をするべきバッターも

ここまでは「インローを狙って打たない練習」をメインに紹介してきましたが、敢えて「インローだけを打つ練習」をするべきバッターも必ず存在します。

インローだけを打つ練習をするべきバッターは以下の特徴が当てはまっていることが条件であり、共通点は「一発を期待されているバッター」であることです。

・ハイボールよりもローボールを打った時の長打が多いバッター

・インコースをヒットするのが上手いバッター

・打席に入る時、敢えて線から離れて構えるバッター

インローだけを打つ練習をする場合、逆に「アウトコースのボールは捨てる(ファールにする)」練習をすることが大切となります。この練習方法については別記事で解説します。

まとめ

「インローに対する苦手意識を克服する方法」について解説しました。

9つあるストライクゾーンのコースの中でも難しいコースであるインローを打つのは簡単ではなく、場合によっては「敢えてインローを捨てる」ことが効果的な場合もあります。

しかし、インローは一番バットが共振できるコースであるため、引っ張り型のホームランバッターにとっては絶好球となることもあるボールなのです。

投手にとってもコントロールが難しいインローのボール。苦手としているバッターの皆さんはまず、自分はインローのボールを「敢えて打たない」のか、または「狙って打つ」のかを明確にすることで、苦手意識の克服への道が見えてくるのではないでしょうか。

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