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【世田谷区】お祭りで学んだ「環境問題」せたがやふるさと区民まつり

きゃらめるりぼんWebライター(世田谷区)

8月5日、6日に行われたせたがやふるさと区民まつりに行ってきました。

若林公園、松陰神社、国士舘大学世田谷キャンパスの3か所で実施。

今回は国士舘大学キャンパス内で行われていた暮らしの情報コーナーから、世田谷区環境・エネルギー施策推進課環境計画課の出し物をご紹介します。

会場図
会場図

〈①間伐材を使ったコースター作り〉

子ども達が何やら楽しそうに作業をしている姿を発見。覗いてみると、木材にお絵描きをしていました。このコーナーでは木の間伐材を使ったコースターを作ることができます。

間伐とは…
「混みあっている森林の木を切る作業」のこと。
木を伐採することで枝や葉が広がるスペースができ、多くの日の光が十分に降り注ぐようになります。光が届くことで丈夫な良い木が育ちます。良い木がたくさんできると、地球温暖化や自然災害を防ぐことができたり、土の栄養分が守られるためたくさんの動植物が元気に育つことにも繋がります。

今回は世田谷区と深い関わりのある群馬県川場村の間伐材を使用しています。

詳しくはこちら!

作業の流れ

①世田谷区の環境サポーターとしてボランティアをしている大学生が間伐材とは何か説明してくれます。

②間伐材の表面をやすりで削りサラサラにします。

③表面に好きなイラストを描きます。

④完成!!

暑さに負けず、たくさんの子ども達が参加していました。みんな真剣です!

〈②ポータブル太陽光パネル〉

太陽光パネルが展示されていました。太陽光のエネルギーを利用して、シャボン玉が舞っています。

太陽光パネルを利用したシャボン玉
太陽光パネルを利用したシャボン玉

〈③燃料電池自動車〉

水素を燃料として発電し走行する燃料電池自動車(FCV)が展示されていました。この自動車が発電した電気でテレビが作動していました。二酸化炭素や窒素酸化物を排出しないため地球にやさしい自動車です。

燃料電池自動車(FCV)
燃料電池自動車(FCV)

移動式の水素ステーションが定期的に区内に来るそうです。是非チェックしてみてください!

(詳細)
・名称:ニモヒス水素ステーション世田谷
・場所:世田谷区大蔵1-1-1(世田谷清掃工場内駐車場)
・運営日:毎週月・水・木曜日
・時間:午前10:00~午後4:00(12:30~13:30を除く)
・電話:070-3516-5580

④自然エネルギーの連携先自治体PR〉

世田谷区は、群馬県川場村青森県弘前市長野県新潟県十日町市新潟県津南町と自然エネルギー(電力)の自治体間連携を進めています。

詳しくはこちら!

当日は、来場者の方々に各自治体のPRリーフレットを配布していました。更に、新潟県津南町の切花組合の方が育てたユリをいただきました!フラペチーノ風のかわいいカップに入っていてとてもおしゃれです。

テーブルリリー
テーブルリリー

まとめ

今回、お祭りの中で楽しみながら環境問題について考えることができました。世田谷区は東京23区の中でも最も人口が多い地域。世帯数も多いため、ごみや二酸化炭素などの排出量も多いと思います。これをきっかけに私たちを取り巻く環境を見直していきたいと思いました。世田谷区では他にも環境保全の取り組みを行っています。是非調べてみてください!

環境政策部 環境・エネルギー施策推進課

所在地: 世田谷区玉川1-20-1二子玉川分庁舎内
電話: 03-6432-7133
ホームページ:環境政策部 環境・エネルギー施策推進課

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Webライター(世田谷区)

~せたがや産&せたがやそだちの大学生~ ⇒ねつせた!メンバーとして活動中。 (世田谷区公認、若者によるまちの魅力発信団体) 世田谷区で見つけたホッとな情報を若者目線でお届けします!

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