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老舗店の味を“まぜそば”にアレンジ?「札幌ラーメン どさん子 コーンバター風味噌まぜそば」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

札幌ラーメン どさん子 コーンバター風味噌まぜそば」を食べてみました。(2023年10月30日発売・サンヨー食品)

この商品は、昭和36年創業の老舗人気ラーメン店“札幌ラーメン どさん子”の“味噌ラーメン”を“まぜそば”にアレンジしたもので、ポークと味噌の旨味に炒め野菜やバターの風味を利かせ、そこにサンヨー食品の独自技術によるもっちりとした太麺が絡む風味豊かな一杯、“札幌ラーメン どさん子 コーンバター風味噌まぜそば”となっております。

では、今回の“札幌ラーメン どさん子 コーンバター風味噌まぜそば”がどれほどポークや味噌の旨味を利かせたコク深い調味ダレに仕上がっているのか?調理感のある炒め野菜やふんわり香るバターの風味、サンヨー食品の独自技術によるもっちりとしたフライ仕様の太麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(120g)当たり571kcal。
食塩相当量は4.3gです。

次に原材料を見てみると、ポークや味噌をベースに調理感のある炒め野菜やバターの風味を利かせ、香辛料で味を調えた調味ダレに仕上げ、コク深くも脂っこさといった感じはなく、老舗ラーメン店らしいどこか懐かしい味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り特製スープ、調味油、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。

では、熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:610ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをして、調味油を加えてよく混ぜ、特製スープを加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、ポークや味噌をベースに調理感のある炒め野菜やふんわり香るバターの風味が食欲そそるどこか懐かしい一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、“ちぢれ”が少ない丸刃のストレートで、サンヨー食品の独自技術によるもっちりとした食感やほどよいコシを併せ持つ食べ応え抜群な仕様となっており、ポークや味噌をベースに炒め野菜やバターの風味を付与した調理感のあるタレがよく絡み、臭みのないコク深い動物系の旨味や赤味噌特有のキレやコクなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る炒め野菜やバターの風味が後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの“肉そぼろ”以外に“ごま”・コーンが使用されていて、特に“肉そぼろ”は…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずは風味豊かな調理ダレとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。

タレは、割とあっさりとした印象の仕上がりとなっているんですが、ポークや味噌の旨味がしっかりと融合されているため、物足りなさを感じさせないコクや調理感のあるテイストとなっています。

ということで今回“札幌ラーメン どさん子 コーンバター風味噌まぜそば”を食べてみて、ポークや味噌の旨味をベースに調理感のある炒め野菜やバターの風味を付与し、香辛料で味を調えたことで昔懐かしいテイストが際立っていたものの、特に物足りなさを感じさせるチープな味わいというわけではなく、60年以上の歴史あるラーメン店だけあって素材の旨味を活かした仕上がりとなっていました。

そして、割とシンプルで素朴なテイストながらも、しっかりとした旨味が凝縮されていて、さり気なく使用されている“ごま”も香ばしい風味を引き立て、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな優しい味わいが“まぜそば”としてじっくりと楽しめるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

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