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創業130年を超える老舗そば屋の味わいをカップ麺に再現?「神田まつや 鶏南ばんそば」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

神田まつや 鶏南ばんそば」を食べてみました。(2023年12月18日発売・日清食品)

この商品は、明治17年(1884年)創業の老舗そば屋“神田まつや”の人気メニュー“かしわ南ばん(鳥)”の味わいをカップ麺に再現したもので、本節・宗田節の出汁に“みりん”や砂糖などを合わせ、別添されている“濃いつゆ仕立ての特製かえし”を加えることによって“江戸そば”らしい甘辛く濃いめの味わいが気軽に楽しめる一杯、“神田まつや 鶏南ばんそば”となっております。

では、今回の“神田まつや 鶏南ばんそば”がどれほど本節や宗田節を利かせ、甘辛い“特製かえし”と絶妙にマッチした染み渡る濃いめの“和風つゆ”に仕上がっているのか?ほんのり香る柚子七味による上品な香り、“そば粉”をしっかりと練り込んだコシの強い蕎麦との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(92g)当たり402kcal。
食塩相当量は5.7gです。

次に原材料を見てみると、本節や宗田節などの染み渡る出汁を利かせた醤油ベースの“和風つゆ”に仕立て上げ、別添されている“特製かえし”が甘辛く濃いめの味わいを際立たせ、老舗そば屋らしくシンプルながらも本格感のある味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“濃いつゆ仕立ての特製かえし”と記載された調味料が別添されています。

では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりに“特製かえし”を加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、和風出汁の旨味を甘辛い“特製かえし”とバランス良く合わせた濃い目の“つゆ”が風味豊かな蕎麦とともにじっくりと楽しめるカップ麺ながらも満足度の高い一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、“そば粉”を練り込んだ食感滑らかでコシの強い蕎麦が採用されており、本節や宗田節から取った出汁に甘辛く濃いめの“特製かえし”をバランス良く合わせた“つゆ”がよく絡み、節系ならではの染み渡る旨味や甘辛く濃いめの味わいなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る柚子七味の風味が後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの味付鶏肉以外に大きくカットされた“ねぎ”が使用されていて、特に味付鶏肉は…香ばしくジューシーな旨味がじゅわっと滲み出てくる仕上がりとなっていたため、まずは出汁の利いた“つゆ”とよく馴染ませながら食べ進め、後ほどすすり心地の良い蕎麦と一緒に絡めていただくと、より一層“鶏南ばんそば”ならではの美味しさが際立って楽しめるかと思われます。

“つゆ”は、名店“神田まつや”の特徴である本節や宗田節から取った出汁に別添されている甘辛く濃いめの“特製かえし”をバランス良く合わせたことで、安定感のある味わいに仕上げた味わい深いテイストとなっています。

ということで今回“神田まつや 鶏南ばんそば”を食べてみて、本節や宗田節から取った出汁に別添されている甘辛く濃いめの“特製かえし”を合わせたことで“江戸そば”らしい“蕎麦つゆ”に仕上げ、具材に使用された味付鶏肉からも良い旨味が滲み出したことでコク深さが引き立ち、まさに老舗そば屋ならではの渾身の一杯となっていました。

やはり毎年登場する“神田まつや”監修のフレーバーは間違いないですね。老舗そば屋が監修する一杯ということもあってシンプルに旨味を活かしたキレ・コクのある“蕎麦つゆ”に柚子七味の風味が品の良さを感じさせ、“そば粉”を練り込んだすすり心地抜群な蕎麦が相性良く馴染んでいたため、“年越しそば”にもぴったりな逸品と言えるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

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