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当時の味をカップ麺に再現?「サッポロ一番 70周年記念限定品 ごまみそらーめんカップ」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

サッポロ一番 70周年記念限定品 ごまみそらーめんカップ」を食べてみました。(2023年12月11日発売・サンヨー食品)

この商品は、サンヨー食品の創業70周年を記念して1983年に発売された袋麺“ごまみそらーめん”の味わいをカップ麺に再現したもので、深みのある味噌にポークやガーリックの旨味、香ばしい“ごま”の風味を利かせ、どこか懐かしさを感じさせる後味すっきりとした一杯、“サッポロ一番 70周年記念限定品 ごまみそらーめんカップ”となっております。

では、今回の“サッポロ一番 70周年記念限定品 ごまみそらーめんカップ”がどれほどポークやガーリックをベースに香ばしい“ごま”の風味を利かせたあっさりとした味噌スープに仕上がっているのか?具材に使用された“かに風味かまぼこ”から滲み出す旨味、弾力のある若干幅の広いフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(76g)当たり325kcal。
食塩相当量は4.9gです。

次に原材料を見てみると、ポークやガーリックの旨味をベースに香ばしい“ごま”の風味を利かせた後味の良い味噌スープに仕上げ、具材に使用された“かに風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出す風味豊かな味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、“かやく”、特製スープといった2つの調味料などが入っています。

では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:350ml)
そして出来上がりによくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、ポークやガーリックの旨味をベースに香ばしい“ごま”の風味が香り立ち、シンプルであっさりとした味噌スープが楽しめる風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は若干幅広で、もっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備えた歯切れの良い仕様となっており、ポークやガーリックの旨味をベースに香ばしい“ごま”の風味をバランス良く合わせた深みのある味噌スープがよく絡み、あっさりとした中にも素材の旨味を活かした味わいなどが口いっぱいに広がっていき、“ごま”ならではの風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの“かに風味かまぼこ”以外にコーン・ごま・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよい噛み応えで味付けもしっかりと施された仕上がりとなっていたため、まずは味噌スープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとしたフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層魚介の旨味が際立って楽しめるかと思われます。

スープは、ポークやガーリックの旨味をベースに香ばしい“ごま”の風味を利かせたことで後味さっぱりとしたテイストとなっています。…ただ、この味噌は若干クセがあるので賛否分かれそうです。

ということで今回“サッポロ一番 70周年記念限定品 ごまみそらーめんカップ”を食べてみて、1983年に発売された袋麺“ごまみそらーめん”をカップ麺に再現、ポークやガーリックの旨味に香ばしい“ごま”の風味を付与した後味の良い味噌スープに仕立て上げ、最後まで飽きさせないサラッとした中にもほんのりとポークのコクが感じられるあっさり系のテイストに際立ち、若干幅が広くもっちりとしたフライ麺にもよく馴染む昔懐かしい一杯となっていました。

ただ、昔発売された袋麺の味を再現するとチープな印象を受けますね。優しい味わいというか…非常にあっさりとした味わいで、脂っこさなどは一切なく、後味すっきりとした味噌スープが売りなんでしょうけど、もう少しコク深さや濃厚感が欲しかったところでしたので、ラードなどをちょい足ししてみると良いかもしれません。

カップ麺ブロガー

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